2ちゃんねるの文具板に「手帳病患者の処方箋」というスレがあって、読んでみると、みんなまぁ毎年々々5冊どころか10冊買い込んでいる人もいる。バカだなぁ、とこの人たちのことを笑えない。結局今年は、10冊とはいかないまでも7冊くらいは買ったんじゃないだろうか。もちろんその殆どが無駄になっている。
会社でも、営業部が取引先からもらう手帳を何冊かもらったが、これ結局使わなかった。
もういいかげん馬鹿馬鹿しくなってきて、もうどうでもいいやぁ、となってきたときに読んだのが、さとなお.comで、http://www.satonao.com/archives/2011/10/post_3312.html 佐々木かをり女史(というには薹が立っているが)が使っていて、自分の会社http://www.ewoman.jp/で輸入販売しているという、アクションプランナー。
A5判で平日と土日のサイズが同じ、時間が縦に流れるタイプということで、自分が長年使っていたものを売り出して、要はこの本はその自社製品の営業用ツールw
実際に売っているものを店頭で見たけれども、正直言って高い。3,000円のマンダラ手帳を買った人(俺)がいうことではないが、手帳に3,500円は高いよ。
それなら、このキャンパスダイアリーでも、様式は同じ。これなら700円以下で買える。
見栄えが悪いが、それならAPICAのやっているfigurare(だったかな)の手帳なら、1,000円代で買える。
もう一回言いますけど、佐々木かをりのイー・ウーマンで売っているアクション・プランナーは高いし、「佐々木かをりの手帳術」とか「自分を予約する手帳術」とかの本は、この手帳を売るための営業ツールだし、それならコクヨのキャンパスダイアリーで同じことができるから、本は図書館で借りてすませて、手帳はキャンパスダイアリーを買えば、3,500円の手帳と同じことができるよ、ということだ。
しかし、我が社の営業部に配属されたとある営業ウーマンがこの手帳使っていて、でまたこの人がバリバリ仕事ができるんだ、また。
ちなみに。アクションプランナーはこちらのサイトで売ってます。
http://www.actionplanner.jp/
【メール便対応】A5♪見開き両面1週間★手軽にスケジュール管理★ノートダイアリー使い慣れたキャンパスノートと同じ紙質なので筆記性に優れています。2012年版 コクヨ キャンパスダイアリー ニ-C105-12 A5 ウィークリータイプ CampusDiary weekly
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会社でも、営業部が取引先からもらう手帳を何冊かもらったが、これ結局使わなかった。
もういいかげん馬鹿馬鹿しくなってきて、もうどうでもいいやぁ、となってきたときに読んだのが、さとなお.comで、http://www.satonao.com/archives/2011/10/post_3312.html 佐々木かをり女史(というには薹が立っているが)が使っていて、自分の会社http://www.ewoman.jp/で輸入販売しているという、アクションプランナー。
A5判で平日と土日のサイズが同じ、時間が縦に流れるタイプということで、自分が長年使っていたものを売り出して、要はこの本はその自社製品の営業用ツールw
実際に売っているものを店頭で見たけれども、正直言って高い。3,000円のマンダラ手帳を買った人(俺)がいうことではないが、手帳に3,500円は高いよ。
それなら、このキャンパスダイアリーでも、様式は同じ。これなら700円以下で買える。
見栄えが悪いが、それならAPICAのやっているfigurare(だったかな)の手帳なら、1,000円代で買える。
もう一回言いますけど、佐々木かをりのイー・ウーマンで売っているアクション・プランナーは高いし、「佐々木かをりの手帳術」とか「自分を予約する手帳術」とかの本は、この手帳を売るための営業ツールだし、それならコクヨのキャンパスダイアリーで同じことができるから、本は図書館で借りてすませて、手帳はキャンパスダイアリーを買えば、3,500円の手帳と同じことができるよ、ということだ。
しかし、我が社の営業部に配属されたとある営業ウーマンがこの手帳使っていて、でまたこの人がバリバリ仕事ができるんだ、また。
ちなみに。アクションプランナーはこちらのサイトで売ってます。
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コメント
1)空き時間を俯瞰できて、パッと目に「見える」ことが重要。
2)「他人とのアポ」ではなく、自分とのアポを取る手帳にしよう。
という主張までは、ごくごく普通かつ当たり前かつ、当然の指摘だと思って、ここまでは納得できたのですが、
3)手帳を過去のために使うか、未来のために使うかが重要。「日記帳」「メモ帳」みたいに使っている人が多いけど、手帳って、自分の未来を自ら作るためのシナリオ帳だと思う。
という3個目の指摘が意味不明というか、とてつもなく変なので「?????なんだこれは?」という気持ちになりました。
これは、佐々木かおりさんがおかしいのか、このさとなおさんという人がおかしいのか、僕の方では判断がつかないのですけど、
(2)自分アポを取ろう。
というのと、
(3)自分の未来を作るシナリオ帳
というのは、意味同じでしょ?
ということは、要点は3つではなくて2つしかありません。要点整理ができていないということは、普通は、一般的に言って、かなりのバカだと思うのですが。どうなんでしょう?
あと、(3)の「『日記帳』『メモ帳』みたいに使っている人が多いけど、」という指摘がどうしてもピンときません。
手帳を日記的に使う人自体、かなり少ないでしょうに。
普通はやっぱり「他人とのアポ」にしか使わないと思いますよ。
日記的に使う、というのは、OLとかが、日々を楽しく実感するためにやっていることで、僕はそれは高く、高く評価するんですけどね。男で、それをキチンとやるようになったら、けっこう強力な武器になると思う。
普通は「キチンと日記をつける」なんてしませんよ。
「他人とのアポ」で手一杯なのが「一番多い」のではないですかね。現実認識がこうもズレていると、どう感想を持てば良いのかすらわからない。ちょっと極端な事を言うと、頭のおかしな人の話を聞いてるような感じがします。
それから、「自分とのアポ」とか簡単に言いますけど、人間は神様じゃないですからね。明日の事なんてわかりませんから。自分のアポ、シナリオというのは、それこそ、日記をマメにつけて行って、自分が一番興味を持っている分野を自己認識したり、自分が一番生き生きできる時間帯を見つけたりと、徹底して過去を分析調査して初めてわかることだと僕は信じて疑わないんですよね。「自分のシナリオでござい!」と机上の空論で予定立案するのが、一番失敗しやすいバカのやることですよ。自分を知らないんですから。自分を知らずして自分のシナリオなんか書けません。
で、自分さえつかめれば、それほど「自分へのアポ」とか意識しなくても勝手に自動的に行動しはじめるもんだと思いますけどねぇ。なので、(3)の項目がかなーーーーーーり眉唾。
ということで、佐々木かをりの言うことより、権之助さんの言う「それならコクヨのキャンパスダイアリーでできる」という意見の方が3倍正論であります。
佐々木かをりさんのご著書は、まだ読んだことないので(立ち読みの段階で、佐々木かをりさんの著書は、いつも落第なので読んでないのです。ごめんなさい。)正確なところは断言できないのですが、こういう根本の項目が整理できてないのは、ま、商売でっやってるからですわ。多分。信用ならん。
今回は、さとなお氏は今は会社を辞めて、フリーで、つまり自宅を拠点に、あちこち出歩いている人だってことですね。
さとなお氏が強烈にお薦めしていましたが、それは会社に所属せずに、あちこち外に出て仕事している人だからこの手帳との相性がよかったのだと思います。
私みたいに年がら年中会社にいて、外出もせず、毎年毎月毎週毎日同じ様な事務作業をしている身にしてみれば、オーバースペックというか使い道がない手帳なので、ということをすっかり書き忘れてました。
手帳を日記的に、というのは、多分「ほぼ日」を対象にした物言いなんでしょうね。
ここらへんは、手帳に対する考え方が「アクションプランナー」側と「ほぼ日」側でまったく違うところなので、両陣営が論争しても結論はでないと思うし、どちらも自分が正しいと思っているでしょうから、論争の意味がないし。
まぁ「ほぼ日」を攻撃するのも商売のためならしょうがないか、と思います。毎年沢山のカバーを作ってるところとか、似てますからねぇ。
いや、しかし、女性の中には手帳を日記的に使う人がいるみたいなので、まったく的外れとも言えないみたいですよ。体のリズムとか(要は生理ですね)、いつ誰とセックスしたとかを記録している人は結構いるようです。
もし万が一妊娠したときに誰の子供なのかわからないと困りますから、必要なんでしょうね。二股かけたりしている人にとっては、どこに誰と行ったか、記録しておかないと、ばれないようにするためには必須でしょう。
確かにコクヨで用は足りるのですが、やっぱりデカいかなぁ・・・・いや、書き込みしやすいのは確かですけど、持ち歩きを考えたら、B6の高橋書店あたりの手帳で十分かも。
(あとビジネス版は一週間が縦に流れるというので「それなら普通のビジネス手帳でしょ?」という感じしかしない。)
自分とのアポのためには、まず自分の使っている時間の正確な把握が必要なんですね。そのための記録というのは、「ちょっとした日記感覚」というのとは違うと思います。
僕の場合で言うと、予定等は週刊のスペースに書きますが、それとは別に毎日何をやったのかの簡単なメモは手帳とは別に記帳していて、その中から重要トピックスだけは手帳のマンスリーに転記しなおす、というところまでやってます。
マンスリーで、一ヶ月の自分の内面的にエポックとして大きかった出来事をキチンと残しておかないと、いま自分が何故、この行動を予定しているのか?の実感がつかみにくいんですよ。チョイスされた大きな出来事を一ヶ月のマンスリーで振り返ることができると、かなり「自分史」的に把握しやすいのです。
それと、「女性の中には手帳を日記的に使う人がいるみたいなので」というのは、まさにその通りだと思いますが、その使い方こそが「本物」であって、そういう日々の自分の軸のようなものを確認もせずに「自分のアポ」を入れるのは愚の骨頂だと思うんですよ。ですから、「手帳を日記帳のように使う」こそが、王道であり、本道であり、本物だと僕は信じて疑いません。
(ほぼ日も悪くはないですが完全な一日一ページの日記帳だと肝心の「振り返り」という過去の分析の時間を持てないのがどうしようもない大欠点です。)
ということで、少なくとも佐々木かをり氏が言うような「自分の未来のシナリオを作る」ためには、どーーーーーーーーーーーしても、生理日とセックスの記録を残しているような「自分自身の記録」は必要不可欠なんです。これがなければ未来のシナリオなんか絶対に考えられませんって。なので、佐々木かをりより二股セックスしてるOLの方が本質的に正解ですって。間違いないです。
最近流行のライフログっていうのは、そういう事なんですもの。
良く「成功するための手帳」とかいいますけど、じゃあ、「あなたにとって成功とは何?」と聞いたときに「金儲けして良い暮らしをすること」しか答えられないのがライフログなしの自分シナリオで、「少なくとも私は好きなタイプの男と良いセックスをして子供を産むのが、当面の計画」というのが真の「成功」を知っている人、ということだと僕は思います。セックスの善し悪しを点数で付けてる女とかね。まぁたとえばですけど。そらその方が多分幸せには近いと思いますよ。
価値観は十人十色なんですけど、その違いを正確にわかっているかどうかが、ものすごく「自分にとって」大事なんですよ。
となると、自分の行動について正確に記帳するのがかなーーーり効果が高いんです。いや、本当に。
だって、自分の会社の決算書が適当な会社が将来の上場計画が立てられると思います? 無理でしょ? そんなん当然ですやん。当たり前の話ですって。
だから、
3)手帳を過去のために使うか、未来のために使うかが重要。「日記帳」「メモ帳」みたいに使っている人が多いけど、手帳って、自分の未来を自ら作るためのシナリオ帳だと思う。
という論は、「会社の決算をつけてる人がいてるけど、帳簿というのは会社の未来を作るためのシナリオ帳だと思う。」と言ってるようにしか、どーーーしても僕には聞こえないんですわ。いや、ほんとに。ものすごい矛盾やなぁと。
どうでしょうか?
まぁ、時々見返してみて、「これじゃいかん」と思うことはしばしばありますが・・・
ただ、僕の体験からいうと、「ライフログ」というのは使い方次第でものすごく効果があると思ってます。それこそ、例の「いつまでもデブと思うなよ」のレコーディングダイエットじゃないですけど、自分の客観的状況の把握というのは、恐ろしいくらいに「将来」に対して現実的な効果があります。
岡田斗司夫さんは、「毎日何を食べているか」をキチンと記録することでデブから脱却したわけですけど、僕は毎日睡眠時間を記録することで長年の寝坊癖を克服することができたんです。
自営業で、別に出勤時間が決まってるわけでもないですし、急ぎの仕事があれば、徹夜してでも仕上げないといけないという生活をしているので、気を抜くとすぐに昼夜逆転の生活になってしまうんですね。それがもう20年も続いてしまったんです。
いや、それどころか、普通に会社員で仕事をしてたときもライティングの仕事だったので、夜遅くまで原稿を書いていると興奮して寝付けず生活時間がガタガタになって遅刻しまくりで、それで会社をクビになったことすらあったわけです。
ですが、最近はそういうことがほとんどなくなりました。自分で睡眠時間をコントロールできるようになったんですよ。
それがどうしてそうなったのか?というと、自分の睡眠のサイクルを把握することができるようになったから、なんですね。
寝坊や遅刻でさんざん悩まされたので、いろいろな睡眠に関する書籍を読みまくりましたが、そこには「睡眠サイクルは約90分。このタイミングで起きればスッと起きれる」というのが書いてあったわけです。
これは最良の解決策だ!と思って90分で睡眠するというのを30代で試してみたのですが、全然ラクじゃなかったんですね。なので、理屈としては理解してたけど、机上の論理で終わってたんです。
40過ぎて、「このまま睡眠時間のずれた生活がいつまでも続いたら、本当に幸せなんか得られない。」と思った時に、何の根拠もなく、「ええい、もうどうにでもなれ。寝たい時間に寝て、起きたいときに起きてやる。」と、自暴自棄を、あえて積極的にやったんですが、その時に「どこまで荒れるのか記録しとこう。」と、寝た時間と起きた時間をていねいに記録するようになったんですよ。
いや、最初は起きた時間だけだったんですけど、何時間寝たのかも知りたくなって寝た時間も記録しはじめたんです。
で、そのうち、睡眠時間が短くても、スッと起きられる日があるということに気付いて、何ヶ月か書きためた睡眠時間をよくよく見てみると、
●私の睡眠サイクルは90分ではなく80分だった!
ということがわかったんですよ。
確かに「約90分」ではあるんですが、80分と90分では大違いなんですね。だいたい4サイクル寝ると90なら6時間ですけど、80分なら5時間20分です。40分も差が出る。
これがわかってからは、多少徹夜などの無茶な事をしても、4サイクル寝とかを間にはさみながら、一週間で普通の睡眠時間帯に戻すとかが無理なくできるようになったんです。それはもう、全然違う。
この「自分だけの睡眠サイクル」を発見するまでは、それこそ「朝起きれない」というのが自分の欠点として、ほとんどトラウマになってましたから。自分だけの問題に自分で気付かないかぎり、これは解決しなかったわけです。
長くなったので、割ります。
これはもう、劇的に変わりましたから。
自分自身の記録をキチンとつけるというのは、強力な力があります。
ですから、「日記程度」とかバカにしてる言説を見るとかなり腹が立ちます。「テキトーな事言うなよ」って思う。
僕の睡眠記録だって、最初から振り返りを意識して付け始めたわけじゃないんですもん。ふりかえるためのちょっとした手がかり程度でやってたことなんです。
でもそれが、問題の本質を根本から解決する大きなきっかけになった。
だから記録は超重要です。
ここのところがわかってない人は、はっきりバカだと思う。許せなく感じてしまうんですよ。
「知りもしないくせに適当な事を言うな!」と思ってしまう。
90分と80分では全然違う。一般人向けの「約90分」では意味をなさない「私の場合は80分」というのが大切なんです。そこがわからなければ、実用性など一切ありません。一切ないんですよ。
だから佐々木かをりさんの物言いは「一般人向けのおためごかし」でしかない「約90分」の世界です。
大事なのは、どうしたって「私の場合は●●分」ということにしかならず、それを知るためには、記録するより他に方法は、
一切無い。
のです。
そういうことです。
だから、佐々木かおりんの言う話より、権之助さんの書いてる「ときどき見返して、これじゃいかん」の方が百倍正しい。そういうことなんです。
ちょっと、ここの僕のコメントをまとめて、僕のページの方で改めて書きますわ。
とりあえずお断りをいれときます。
ひとりで考えてるとモチベーション上がらんのですよね。権之助さんの適切なつっこみのおかげで、うまくまとまりました。
良いきっかけをいただきありがとうございました。
いや、色々とありがとうございます。
そうですねぇ、記録って重要ですねぇ・・・・・
日々その日暮らし、行き当たりばったりのジブンにはなんとも耳が痛い・・・・
反省します。
実は先日日経ビジネスアソシエの編集者さんからメールが来まして、システムダイアリーファンクラブを紹介したいという事でした。「いや、いま私ユーザーじゃないんで」と伝えたので、紹介されないかも、ですが。
ともあれ、システムダイアリーは社長が代わって、ユーザー代表みたいな方が新たに運営されてるらしく、今年はけっこう楽しいかも、ですよ。
とりあえずSDユーザーだった権之助さんにはお知らせしとこうかと思いまして。はい。
なんでこんな所に(笑)。英語のスパムコメントかと思いました。
わざわざありがとうございます。
社長代わったんですか。
シゲさんが出ないにしても、アソシエでシステムダイアリー取り上げようとするとは、ちょっと楽しみです。
それぞれ用途や目的が違うんだから。