宇多田ヒカルの伝記的事実と、歌詞(詩)の言葉を分析するという、オードソックスな批評の方法によって、宇多田ヒカルの詩人としての側面をたんねんにたどっています。
著者が「一生に一度だけ書くことをゆるされる種類の本」と言っていますが、本書のテーマを一言であらわせば「初恋」、となるかもしれません。誰にでも身に覚えのある感覚を手掛かりに、宇多田さんの天才性に迫っていきます。
〈新しい文学〉としての宇多田ヒカルを浮かび上がらせると同時に、本書自体が一つの〈文学〉になっているのではないでしょうか。
非常に心にしみいる、いい本だと思います。
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宇多田ヒカル論 世界の無限と交わる歌 単行本 – 2017/1/30
杉田 俊介
(著)
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圧倒的な混沌と不思議なほどの自然体。
その歌の源泉へと迫る、〈新しい文学〉としての宇多田ヒカル論。
<目次>
■はじめに
■第一章 天才(natural)について
■第二章 distanceに神が宿る
■第三章 自分らしさを守る剣
■第四章 ULTRAを突き抜けて
■第五章 誰もいない空
■第六章 幽霊的な友愛のほうへ
■あとがき
その歌の源泉へと迫る、〈新しい文学〉としての宇多田ヒカル論。
<目次>
■はじめに
■第一章 天才(natural)について
■第二章 distanceに神が宿る
■第三章 自分らしさを守る剣
■第四章 ULTRAを突き抜けて
■第五章 誰もいない空
■第六章 幽霊的な友愛のほうへ
■あとがき
- 本の長さ285ページ
- 言語日本語
- 出版社毎日新聞出版
- 発売日2017/1/30
- 寸法13 x 2 x 18.8 cm
- ISBN-104620324310
- ISBN-13978-4620324319
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登録情報
- 出版社 : 毎日新聞出版 (2017/1/30)
- 発売日 : 2017/1/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 285ページ
- ISBN-10 : 4620324310
- ISBN-13 : 978-4620324319
- 寸法 : 13 x 2 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 545,330位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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- 2017年10月11日に日本でレビュー済みAmazonで購入今まで宇多田ヒカルにフォーカスした書籍は複数出版されているが、この一冊は独自の視点で宇多田ヒカルを論じている秀作。宇多田ヒカルに注目している方は必読すべき一冊ではないか。
- 2019年3月28日に日本でレビュー済みAmazonで購入著者は宇多田ヒカルさんの大ファンなのでしょうね。それは分かりました。一読しましたが、宇多田ヒカルさんの歌詞に対する感想文を読まされている感覚でした。論理的というよりも著者の感情や推論が綴られている、と思いました。
- 2017年9月27日に日本でレビュー済みAmazonで購入宇多田ヒカル氏の苦笑いが目に浮かぶ、独り善がりで説得力ゼロの主観を連ねただけの作品。主観が勝つ評論でも時に膝を打つ天才的解釈があればまだいいが、こちらは拙劣なこじつけのみが目立つ。一部の文学的天才ならいざ知らず、一般人が真に対象を捉えたいなら、本人への密着インタビュー、詩のコーパス語彙分析、音響データの分析などの独自の客観データがなければ話しにならない。また、それらを積み重ねた上での深い解釈を世に問うにしても、更に読者の共感を得ることができる洗練された表現が必要だ。残念ながら、本作は文学的修辞の面でもありきたりであることは否めず、それ以上に読者に伝える努力に著しく欠ける。本人が志向する文学的評論もそれだけの素材と配慮と骨折りがあって、初めて実現するのだと思う。
- 2017年7月6日に日本でレビュー済みAmazonで購入評者は宇多田ヒカルの大ファンで、彼女のインタビュー等が載っている雑誌なら全て購入して目を通してきた。
その一環でこの本にも手を伸ばしたのだが、そういうコアなファンからするとあまり得られるものは多くないのかな、という印象だった。
分析の資料として参照されるものの大半がインタビュー等の要約集である「点」という書籍で、その大元の資料やテレビでの発言、ブログの内容などをもっと参照すればより含蓄ある分析になったのではないかと感じた。またかなりの数の歌の歌詞を全文引用しているので全体の少なくとも1/5程度は歌詞で占められているのも残念。親切ではあるが。
Be My Last付近はあつく語っており、評者も新たな発見が多く納得するところが多かったのだが、この本の大元はBe My Last等に関するレビューらしく、それに納得するとともに、その熱量で他の作品も分析していればもっと意味ある本になったろうに、と残念に感じた。
全体として学部生の卒業論文、程度の質で凡作だが、これまでこういう歌詞について分析したという宇多田ヒカル論がなかったという点で意義があるので星を一つ増やした。