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私は独立ゲーム開発者

2025-02-23

私は独立ゲーム開発者

私は独立ゲーム開発者だ。

何もないところからアイデアを形にし、一つ一つ積み上げてゲームとして完成させる。

この道を選んだのは、自分が本当に作りたいもの自由表現したいからだ。しかし、独立開発は決して簡単ではない。むしろ想像以上に厳しい現実が待ち受けていた。

何度も壁にぶつかり、打ちのめされ、自分力不足を痛感することもあった。

思うように進まない日々が続き、「もうやめてしまおうか」と本気で考えたこともある。

しかし、そのたびに「ここで諦めたら何も残らない」と自分に言い聞かせ、なんとか踏みとどまってきた。

開発の過程では、システム設計の壁に何度も直面した。

グリッドベース戦略ゲームを作るために、最適なマップ生成やパフォーマンスの向上を試みたが、タイル数が増えるたびに動作が重くなる問題に頭を悩ませた。

何度もコードを書き直し、最適化を図ったが、すぐに新たな問題が現れる。

インベントシステム実装でも苦労した。プレイヤーアイテム自由に配置・

回転できるようにしたかったが、実際に試すと操作感がぎこちなく、思うように動かない。何度も試行錯誤を繰り返しながら、プレイヤー自然操作できる形を模索した。

アニメーションの調整にも悩まされた。

スムーズな動きを実現するために補間処理を導入したが、それだけでは不十分だった。

合成時のエフェクト視覚的なフィードバックを強化することで、ようやく満足のいくものに近づけた。しかし、ここで終わりではない。

新たなバグが次々と発生し、修正しても修正しても新しい問題が出てくる。「本当に終わるのか?」と不安に押しつぶされそうになった。

最終的に、複雑な構想を断念し、自分能力限界を考えながら、もっとシンプルで気軽に遊べるカジュアルゲーム制作へと方向転換することを決めた。

技術的な問題だけではない。開発と並行して、マーケティングコミュニティの構築にも取り組んだ。どんなに良いゲームを作っても、誰にも知られなければ意味がない。

YouTubeチャンネルを開設し、Lo-fi音楽プレイリスト作成し、ショート動画制作するなど、できる限りのことを試した。しかし、フォロワーは思うように増えず、反応が少ないと心が折れそうになる。

フィードバックを受け取ることもまた、大きな挑戦だった。自分作品に対する評価を聞くのは勇気がいる。

面白くない」「つまらない」と言われたらどうしようと不安になる。実際、辛辣コメントを見て何度も落ち込んだ。

しかし、それでも前に進まなければならない。プレイヤー意見を受け入れ、改善し続けることこそが開発者の役目だ。

長い開発期間の中で、何度もモチベーションが下がる瞬間があった。売れる保証もない、評価されるかどうかもわからない。

そんな不安の中で進み続けるのは簡単ではない。心が折れそうになるたびに、「自分が本当に作りたいものを形にするためにここまで来た」と自分を奮い立たせた。

そして、ついに一つの成果を形にすることができた。

https://store.steampowered.com/app/3476790/Cozy_Aquarium/

これは、プレイヤーPCデスクトップ上で楽しめるリラックス系の水族館ゲームだ。

魚たちが自由に泳ぎ、プレイヤーは好きなように装飾を楽しむことができる。シンプルだけど、穏やかで心地よい空間を作りたかった。

今では、最初の頃より少しだけ勇気を持って前に進めるようになった。

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