(株)コンピュータ・ニュース社の市場調査部門のBCN総研は18日、2000年1月の店頭における大容量リムーバブル記憶装置の販売構成比率で、CD-R/RWドライブが60パーセントに迫る勢いにあり、MOドライブの約2倍の販売量になったと発表した。
これは、コンピュータ・ニュース社が東京、名古屋、大阪地区の大手パソコン販売会社9社284店舗の日次販売データをデイリーで収集し配信する“BCNランキング”のデータを基にBCN総研が分析を行なったもの。また、BCN総研が2000年1月20日から23日までウェブ上で実施した大容量リムーバブル記憶装置に関するユーザーアンケート(有効回答は802件)においても、CD-R/RWドライブの所有率は49.1パーセントに達し、MOドライブの比率を8.3ポイント上回った。これによりCD-R/RWドライブが大容量リムーバブル記憶装置の主力となっていることがうかがえるとしている。
BCN総研では、CD-R/RWドライブの販売量が増えた要因としてCD-ROMドライブや音楽プレーヤーとの互換性の高さ、使い捨てが可能なメディアの低価格を挙げている。
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