(株)セルシスは28日、コマ撮りアニメーションの撮影/編集を行なうアプリケーションソフトと10色の小麦粘土をパッケージにしたファミリー向けの“クレイアニメーション(※1)(粘土アニメーション)”制作ソフト『CLAYTOWN(クレイタウン)<Windows版>』を11月28日に発売すると発表した。価格は7800円。
※1 クレイアニメーション(クレイアニメ)は、粘土で作成したキャラクターを少しずつ動かしながら撮影をし、それを連続して再生することで動きを表現するアニメーション。“ピングー”や“ウォレスとグルミット”などがよく知られている。![]() |
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“画像・音声”モードの画面 |
『CLAYTOWN』は、キャラクターの作成、撮影、編集、再生を行なう機能を搭載しており、(株)モノリスの“FrameFree”テクノロジーを利用した自動中割り機能“プチットモーション”や、ボタンを押すだけで1コマ(フレーム)ずつ撮影できるコマ撮り機能、前のフレームをタマネギの皮のように薄く透過させて、動きを確認しながら撮影できる“オニオンスキン機能”、クロマキー合成機能などの便利な機能を利用できる。被写体の位置や動かし方を撮影画面に直接メモできる“メモ機能”や、動かし方の目安になるマス目を表示する“グリッド機能”、BGMや効果音や付ける“サウンドアタッチ機能”、オープニングやエンドロールにタイトルを挿入する機能なども用意されている。インターフェースは初心者でも分かりやすいように“整理箱”“画像・音声”の2つのモードとなっている。
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『CLAYTOWN』 |
対応OSはWindows Me/2000/XP。対応機種はPentium III-500MHz相当以上のCPUを搭載したモデル。撮影用にIEEE 1394対応(OHCI準拠)のデジタルビデオカメラ、またはUSB 2.0/1.1対応のデジタルカメラが必要。入出力フォーマットはAVI/QuickTime。
同社では製品開発にあたり、NHKでテレビ放映中のプチプチアニメ“ニャッキ”の作者である伊藤有壱氏、フジテレビの“ウゴウゴルーガ”の“しかと”や“ぶるたぶちゃん”などの作者である、うるまでるび氏に監修を依頼しており、両氏によるサンプルムービーと、クレイアニメ制作のテクニックを写真入りで解説したガイドブックを同梱する。そのほか、表情付きの目玉シールも同梱する。
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