マイクロソフト(株)は15日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで“the Microsoft Conference 2006”を開催した。同社の顧客を対象にしたカンファレンスで、会期は16日まで。ウェブサイトで参加登録を受け付けており、参加費は無料。
![]() | 米マイクロソフトのスティーブン・シノフスキー氏 |
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発売が迫る『Microsoft Windows Vista』『the 2007 Office system』『Microsoft Office SharePoint Server 2007』を核に据えており、これらの製品が企業にどのような付加価値を与えるかどうかがさまざまなセッションを通じて紹介されている。
15日午前に行なわれた基調講演には、米マイクロソフト社で、Windows & Windows Live エンジニアリング担当シニア バイスプレジデントを務めるスティーブン・シノフスキー(Steven Sinofsky)氏が登壇。“コミュニケーションとコラボレーション”“ビジネスインテリジェンスと検索”“企業内でのコンテンツ管理”“ITコストの削減とセキュリティーの強化”という4つの切り口で、さまざまなデモを行なった。
内容に関しては、これまでもマイクロソフトが積極的にアピールしてきたものを踏襲する形で特に目新しさは感じなかったが、会場には、Windows Vistaを搭載したノートパソコンのハンズオンスペースも設けられていたほか、Windows Vista RC1の配布なども行なわれており、一般来場者がWindows Vistaの機能に一足早く触れるためのよい機会となっていた。
the Microsoft Conference 2006は東京を皮切りに、名古屋、大阪、札幌など全国主要11都市で開催される予定だ。
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