さらに悪ノリしてみよう
調子に乗ってさらにいろいろ試してみる。Webサービス版KYBERは「写真に映っている看板の文字までOCRで読み取れる」という驚異的すぎる精度を持ったサービスだ。これならどうだ、これならどうだと軽い気持ちで試してみることにする。
その7 アスキーアート読める?
結果:× 読めない。そりゃそうだ。「やる夫」のような複雑なAAはもちろん、「(*^▽^*)」のように一般的な顔文字も使えない。残念。ただし「☆」「♪」といった記号は正確に再現してくれるので、普通のメモなら大丈夫。
その8 漫画描いてみたんだけど
結果:○ 読んでくれた! 基本的には図版入りのときと同じで、漫画記号が入ったことで読み取りづらくなっているところはある。1行におさまっているものをそのまま書いてくれるので、順番をこちらで直せば大丈夫。そういう使い方する方はかなり使えるのでは。
その9 ロゴっぽく書いてみたよ
結果:○ 読めてる! 基本的にはロゴでもなんでも文字の形が分かれば認識してくれそうだ。ロゴにしても「I」と「1」は判別しづらいようなので、ちゃんと上下のヒゲ(ヨコ線)を伸ばすとか、第三者が見ても読める文字を書くことが必要だ(当たり前だけど)。
その10 なんか質問したら答えてくれない?
結果:× 中の人がいるなら「生協の白石さん」的に答えてくれないかと思ったが、ガン無視された。OCRの結果は正確だった。よけい悲しい。どうしてこんなことしたんだろう。
☆
さて結論、KYBER SmartNoteは予想以上の実力だった。個人的にうれしかったのは「字が汚くてもオーケー」「図版入りでもオーケー」という2点だ。図版を自動でPowerPoint化してくれるサービスがあるとさらにうれしい。ただ、メモ帳サイズだとどうしても用途が制限される。普段は手帳に書き込んでいることがほとんどなので、リフィール版を出してもらえると助かる。普段からのメモ帳ユーザーなら、一度試す価値はあるだろう。
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KYBER SmartNote smartphone x3 pack株式会社 オーリッド
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