米国時間4日、LenovoはThinkPadシリーズが累計1億台を突破したと発表。合わせて「ThinkPad X1 Carbon」などの新機種を海外で発表した。国内での展開などは未定となる。
ThinkPad累計1億台記念モデルという位置づけの「ThinkPad X1 Carbon」新モデルは、第5世代のCore iプロセッサーを採用。17.7mmという薄さと約1.3kgという軽さながら、フルHDまたは2560×1440ドットのディスプレー(14型)を搭載し、10時間以上のバッテリー駆動ができる。
従来モデルはファンクションキーの代わりにタッチセンサーを搭載した「Adaptiveキーボード」を採用していたが、新モデルは通常のファンクションキーに戻っている。
「ThinkPad Stack」はモバイル向けの周辺機器群で、1TBのUSB HDDにBluetoothスピーカー、USBモバイルバッテリー、無線LANルーターといった機器を小型ユニット化。これらを積み重ねて一体型とし持ち歩ける。
モバイルバッテリーの容量は10000mAhで、すべてのユニットを組み合わせた総重量は861gとなる。
このほか、薄さ7.5mmのプレミアムデザインディスプレー「ThinkVision X24」を投入。フルHD解像度のディスプレーで、コントラスト比1000:1。価格は249ドルからとなる。
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