平将明デジタル大臣は2月14日朝の記者会見で、確定申告におけるマイナポータルの関連機能に対し、複数の改善を実施したことを明らかにした。
Androidスマホでマイナカードの読取り不要に
もっとも大きな変化は、Android端末の「スマホ用電子証明書搭載サービス」に対応したこと。こちらを活用すると、確定申告の際、マイナンバーカードの読み取りや4桁の暗証番号入力の代わりに、スマートフォンの生体認証機能を利用できる。
事前に「スマホ用電子証明書」を設定する必要はあるが、Androidユーザーには嬉しい改善といえそうだ。
ほかにも、マイナポータルから各種控除証明書等を取得する際、外部サイトとの連携に必要な手順を短縮。よりスムーズな連携手続きが可能となった。こちらはマイナポータルの全ユーザーが対象となる。
デジタル庁は引き続き、関係省庁と連携してマイナポータルの機能改善に取り組み、確定申告の利用環境向上を進めていく方針だ。
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