『レッド・サン』(Red Sun, 仏語: Soleil Rouge)は、1971年公開のフランス・イタリア・スペイン・アメリカ合衆国共作の映画。日本映画を代表する三船敏郎とハリウッド映画を代表するチャールズ・ブロンソン、フランス映画のスターアラン・ドロンの世界3大スターが共演した異色の西部劇。 三船プロが、パラマウント映画に対し三船敏郎主演の侍を主役にした西部劇の企画を持ちかけたのが1965年の事であった。この企画に賛同したのが製作者のテッド・リッチモンド。しかし、当時アメリカ本国やイギリスでは007を中心にしたスパイ映画ブームが起きており[注 1]、西部劇(しかも侍が主演の)に興味を持つものは少なかった。しかし、テッドは諦めず、遂にフランスのロベール・ドルフマンと合意して実現したいきさつがある。 監督に『007』シリーズのテレンス・ヤング。音楽に『アラビアのロレンス』、『ドクトル・ジバ