旅の予定は無いのにスーツケースをゴロゴロころがして広尾駅で呆然としていた。 〜〜〜〜〜〜〜〜 大学を1年で退学、少し海外を放浪し、21歳で社会人に。しかし英語を話せるようになりたい!というシンプルな欲を捨て切れずお金を貯めるべく25歳で起業、歯ブラシをTVショッピングなどで販売。 これで小銭を貯め28歳から30歳まで2年間アメリカ留学。帰国後、程よくアメリカかぶれしヘラヘラして生きていたら片っ端から仕事がうまくいかず、こんな筈じゃなかったエブリディ。プライベートでも1回目の離婚でズタボロになっていたところ、仕事で成功している年上女性に拾われた。 ここらへんをよく聞かれるので明確にしておく。僕は真っ直ぐに生きていた。そう、いつだって嘘はつかず空気も読まず、けど利害関係者にはアメリカナイズされたオーバーリアクションでお世辞 and 尻尾をブンブン振って生きていた。 そうしたら同じ業界で働いてい
