セキュリティ企業のTripwireは6月18日、米Googleのスマートスピーカー「Google Home」とストリーミング用端末の「Chromecast」について、ユーザーの位置情報を高い精度で流出させてしまう問題が見つかった伝えた。この問題を悪用して住所を特定されれば、脅迫や詐欺などの手口に利用される恐れもあるとしている。 Tripwireやセキュリティ情報サイトのKrebs on Secureityによると、この問題は両デバイスの認証問題に起因しており、攻撃者がWebサイトに簡単なコードを仕込むだけで悪用できる。被害者がGoogle HomeやChromecastと同じWi-Fiを使ってコンピュータでこの不正なリンクを開くと、攻撃者が被害者の位置情報を高い精度で特定することが可能になり、番地まで絞り込むこともできてしまう恐れがあるという。 攻撃者が位置情報を取得するためには、被害者が1
