閉じこもるインターネット――グーグル・パーソナライズ・民主主義 作者: イーライ・パリサー,Eli Pariser,井口耕二出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2012/02/23メディア: 単行本 クリック: 14回この商品を含むブログ (15件) を見る 僕がフェイスブックを愛せない理由は、そこの流れる情報の多くが私的なコトすぎるから。また何らかの事情でそれを利用できない人に対する配慮がない感じも気に入らない。さらにオープンなWebと付き合ってきた自分としては巨大な閉じた空間がWebにできるのもあまり良い気はしない。 でもイーライ・パリサーが危惧するのは、フェイスブックのそういうところではなくて(一部関係するが)、そのパーソナライズ化だ。フェイスブックのNewsfeedのデフォルト設定では、エッジランクというアルゴリズムによってその人が興味を示すだろうコンテンツが優先的に表示される。
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