数週間前に、JavaScriptが実際どのように動いているかを掘り下げて紹介する記事の連載を始めました。JavaScriptがどのような機能で構成されていてそれらがどのように組み合わさって機能していくのかを知ることによって、さらに良いコードやアプリケーションを作ることができるのではないかと思ったからです。 連載の1回目では 、エンジンやランタイム、コールスタックについての概要を紹介しました。2回目となる今回は、Google V8 JavaScriptエンジンについて細かく説明していきます。また、より良いJavaScriptコードの書き方、すなわち私たちの開発チーム SessionStack がプロダクトを開発する際に意識しているベストプラクティスについても併せて紹介します。 概要 JavaScriptエンジン とはJavaScriptコードを実行するプログラムまたはインタプリタのことです。
