最近、個人的に数百MBから数GBクラスのテキストファイルを扱う機会が増えています。これくらいのサイズだと、手元のマシンだけで十分対応可能な範囲ではあるのですが、扱いを間違えると時間が掛かってつらいことになります。結論から言うと、とにかく LC_ALL=C を指定しようというのと、OS X であれば初めから入っているコマンドではなく最新の coreutils を使おうという2点なのですが、それだけ終わってしまうとあんまりなので、手元の環境で計測した数字を出しつつ紹介したいと思います。 なお、この記事中の速度計測はクアッドコアの Core i7 (2.2GHz) を搭載した MacBook Pro 15インチ (Mid 2014) で行いました。OS は OS X El Capitan です。テスト用のデータは以下のようなコマンドで生成しました。 % perl -e 'for (1..2**2
