お弁当の定番『イシイのおべんとクン ミートボール』などの商品作りを無添加調理で進める石井食品株式会社*1では、まだ40代の石井智康さんが代表取締役を務めています。石井さんは創業家の出身ながら、大学卒業後はIT業界に入り、フリーのスクラムマスターとして活躍するなど、石井食品とは距離を置いていました。 しかし、フリーランスとして働くなかで、改めて社会にどのような貢献ができるかを考えた結果、食の課題に取り組むため家業を継ぐことを決意。2018年に代表取締役社長に就任すると、それまで培ったソフトウェア開発やアジャイルの知見を生かして、さまざまな業務プロセスやコミュニケーションの改革に取り組んでいます。 企業を取り巻く環境が変化するなか、アジャイルに対する理解と知見を持つソフトウェアエンジニアが企業経営に取り組むことで、どのような変革をもたらすことができるのでしょうか。アジャイルとの出会いや石井食品
