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前回につづいて松本理恵監督コンテに、古家和尚シリーズ構成脚本。 作画を見せ場にした第1話から一転し... 前回につづいて松本理恵監督コンテに、古家和尚シリーズ構成脚本。 作画を見せ場にした第1話から一転して、細やかな撮影に力を入れて、空気感や距離感を表現。テロップのタイポグラフィで遊びながら、物語はシリアス。異界の存在に拉致された主人公を追って、ライブラ関係者の動きがクライマックスに収束していく。 他人の選択に右往左往させられた主人公が最後に自分の選択をするという第1話よりも、より複雑な群像劇になっている第2話がはるかに明快。 ライブラひとりひとりの能力と性格を説明しながら、都市の風景も見せていく。そのまま事件を解決して、結末では新たな出会いが描かれる。密度ある展開で見ていて飽きないし、「バカ」な男と主人公の関係もひとひねりあって面白い。 むしろ、ほとんど同じスタッフの第2話でここまで高密度な情報を整理できるなら、なぜ第1話があれほど未整理な内容になってしまったのかと悩んだ。
2015/04/17 リンク