論理プロパティでの実現という課題を残しつつも、CSS3でのサポートおよびEPUB3.0でのサポートが決まった「縦書き」ですが、そろそろビューワレベルでの対応(実装)も開始されました。その先陣を切るのが、SafariやGoogle Chromeに採用されているHTMLレンダリングエンジン「WebKit」です。 WebKitのブログ「Surfin' Safari」では特に触れられていませんが、先日公開された最新開発版(Nightly Build)から、縦書きのサポートが開始されています。まだ実装の初期段階ではありますが、EPUBの描画機能とは切っても切れないHTMLレンダリングエンジン分野における最新動向ということもあり、本連載で検証してみたいと思います。 CSS3の縦書き対応で最先端を行く「WebKit」 最初のテストは、とにかく「横書きを縦書きで表示する」ことにしました。H1タグなど見出し
