地上17階・地下2階の全フロアに16のジャンル、約300名のクリエイターが集結 『TRANS ARTS TOKYO』レポート 東京の真ん中で、近年稀に見る規模のイベントが行われている。会場となるのは神田にある旧東京電機大学の校舎1棟。地下2階+地上17階の各フロアではアーティスト、デザイナー、パフォーマー、建築家などが展示やイベントを行っている。神田界隈は今、大規模な再開発が行われており、東京電機大学は千住キャンパスを開設して移転。『TRANS ARTS TOKYO』が終了すれば、この校舎も取り壊される。そのため、壁・床・窓にペイントして独自の世界を生み出す参加者もいれば、もともとこの場所で使用されていた什器を用いて展示を行う参加者もおり、1フロアごとにまったく異なる世界を味わうことができる。 今回のイベントは、ここに2017年にコミュニティ・アートセンターを設立するための第一歩。この構想
