ポーランド、ビドゴシチ(Bydgoszcz)の街灯のそばに巣を張るクモ(2009年9月10日撮影)。(c)AFP/Aris Messinis 【5月24日 AFP】街路の照明が昆虫の個体群に予想以上に強い影響を及ぼすとの研究結果が23日、英国王立協会(British Royal Society)の専門誌「バイオロジー・レターズ(Biology Letters)」に発表され、野生生物に対する人間の影響に新たな疑問を提起している。 英エクセター大(University of Exeter)のトーマス・デービーズ(Thomas Davies)博士が率いた研究チームは2011年8月に3日間、英南西部コーンワル(Cornwall)州ヘルストン(Helston)周辺で捕虫器を仕掛け、60種1194匹の昆虫を採集した。 この際、街灯に近いほど多くの虫が集まり、また個体数の多い種が群がっていた。アリ、オサ
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