西鉄、映画館経営から撤退 「ソラリア」ジムも 2011年8月9日 10:14 カテゴリー:経済 九州 > 福岡 西日本鉄道(福岡市)グループが、福岡市・天神の商業ビル・ソラリアプラザにある映画館「ソラリアシネマ」とスポーツジム「ソラリアスポーツ」の経営から撤退することが8日、分かった。ジムの営業は10月末で終了し、業界大手セントラルスポーツ(東京)が12月に引き継ぐが、映画館の後継テナントは決まっていない。 両施設は、西鉄100%子会社の福岡スポーツセンター(福岡市)が運営。映画館は1956年に「センターシネマ」の名称で営業を始め、同ビルが開業した89年にソラリアシネマへ改称した。近年は複合型映画館(シネコン)など競合他社の進出が相次ぎ、98年度以降は利用者数が低迷し赤字運営に陥っていた。 同子会社は、西鉄が来年1月1日付で吸収合併し、従業員約20人は原則、再雇用する方針だ。 映画館は