相談や講演会にと、忙しく飛び回る24歳の仁藤夢乃さん。3年前に一般社団法人「女子高生サポートセンターColabo」を立ち上げ、孤立する10代の少女たちのサポート活動をしながら、彼女たちがおかれている状況についての情報発信も行っています。 著書『難民高校生』には、家にも学校にも居場所を見つけられず渋谷の街をさまよっていた高校時代について綴られています。 大学在学中には、フェアトレード、難民支援や東日本大震災の被災地支援など、さまざまな社会問題にも関わり「女子高生のことも、政治やホームレス問題もすべて地続きのように感じている」という仁藤さんに話をうかがいました。 仁藤夢乃(にとう・ゆめの) 1989年生まれ。「渋谷ギャル」生活を送り、高校を中退。ある出会いをきっかけに、農業やボランティア活動などを始める。大学在学中の東日本大震災をきっかけに、「Colabo」を設立し、高校生と復興支援商品を開発
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