ISC 2016において、京コンピュータの後継となる次期スーパーコンピュータ(スパコン)と重点課題アプリケーションを開発するフラグシップ2020プロジェクトのプロジェクトリーダーである理化学研究所 計算科学研究機構(理研 AICS)の石川裕氏が、ポスト京スパコンについての講演を行った。 フラグシップ2020プロジェクトでは、ハードウェアの開発は、京コンピュータと同様、富士通が担当することが決まっている。ソフトウェアに関しては、「健康と長寿な社会」、「災害防止と地球的気候変動」、「エネルギー問題」、「工業的競争力」、「基礎科学」といった重点課題に向けてアプリケーションを開発することになっており、それぞれの開発担当が決定されている。
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