中国の真っ赤なウソは、沖縄県・尖閣諸島の問題に限らない。日本人の名誉のためにも、南京虐殺問題を見過ごすことはできない。中国共産党政府が「日本軍が中華民国の首都・南京を陥落させた1937(昭和12)年12月以降、日本軍が30万人の中国人を殺戮(さつりく)した」と主張している問題である。 最近、名古屋市の河村たかし市長が「自分の父は日本軍人として南京で終戦を迎えたが、南京の人々に温かいもてなしを受けて、無事帰国した。南京虐殺があったとは考えられない」と語り、話題となった。 「南京虐殺」は、全く根拠のない歴史の捏造(ねつぞう)である。初めは、日本軍が当時敵対していた国民党(蒋介石)政権がでっちあげた。現在では、中国共産党がその歴史の捏造を継承しているだけである。 そもそも、中国で南京虐殺が中学教科書に登場するのは79年であり、南京虐殺記念館ができたのは85年である。共産党政権は49年に成立