高速道路「暫定2車線」はなぜ改善されない? いまだ「20%」も残存! 地方を貧困化? 格差を生む意外な仕組みとは 日本の高速道路は急速に拡大しているが、その約20%が暫定2車線で運用されている。暫定2車線には経済的な利点もあるが、安全面や交通渋滞といった課題が深刻化している。国土交通省は4車線化を進める方針を示しており、解決策が求められる時期に来ている。 近年、日本の高速道路ネットワークは急速に拡大している。2000年代に入ってから、主に以下の路線が整備されてきた。 ・各地域の主要路線 ・主要都市と地方都市を結ぶ路線 これに加え、地方都市同士を結ぶ路線や、主要路線と並行してバイパスの役割を果たす路線が次々と誕生している。しかし、依然として高速道路の整備が十分でないと感じる部分は多く、仕事とプライベートで年間約6万kmを走る私(都野塚也、ドライブライター)も「もっと整備されればいい」と感じる
