米Hewlett-Packard(以下、HP)が12億ドルをつぎ込んで手に入れたPalmの「webOS」は、同社のビジネス戦略にとって今後(しかもかなり大真面目に)重要な役割を担うものになりそうだ。 webOSは旧Palmが開発したモバイル端末向けOSで、クラウド/ソーシャルサービスを一元管理する「Synergy」や文字入力を即座に検索やアプリに投げる「Just Type」、非接触型充電が可能な「Touchstone」、webOS搭載端末どうしの情報共有など、スマートフォンやタブレットに最適化されたさまざまな特徴を持つ。 急成長中のスマートフォン/タブレット市場を受けて、Appleの「iOS」、Googleの「Android」に対抗すべく、HPも本格的にこの分野に乗り出しており、スマートフォンの「Veer」「Pre3」に続き、2011年夏に投入予定のwebOS 3.0搭載タブレット「Tou
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