印鑑(印章)の存在は不思議だ。 単に名字の彫ってある印を押すだけで本人了承の確認書類となってしまうのは、よく考えるとすごいことだと思います。三文判のセキュリティなんて皆無に等しいだろうし、今の時代なら、誰かがちょっと本気になれば、複雑な印鑑もお札なんかより簡単に偽造できてしまうのではないでしょうか。もっと責任問題が多発したっておかしくないはず。 というわけで、印鑑の信頼性はそれほど高くないと思いました。それなら、より確実に本人以外見分けできないものにするのはどうだろう。 (萩原 雅紀) 本人のみ見分けがついて、複製の難しいもの そこで似顔絵です。本人確認として、印鑑を押す場所に自分の似顔絵を書くのです。似ているかどうかはともかく、自分が書いたかどうかは確実に判別できるのではないでしょうか。 どういうことか分からないと思うので、実際に試してみます。