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技術革新に適応しようとするイヌさんInkdropというMarkdownノートアプリを作り続けて7年になる。 お陰さまでその売上でずっと生活できている。 これまで個人開発でどう継続していくかについて「ユーザの退会理由をあれこれ考えない」とか「アプリの売上目標を立てるのをやめました」とか、ビジネス面あるいはメンタル面からいろいろ書いてきた。 今回は、技術面にフォーカスして、どう継続して開発していくかについてシェアしたい。 TL;DR最初はとにかく最速でリリースする事を最優先する迷ったら「ときめく方」を選べ程よいところで切り上げて開発を進める使っているモジュールがdeprecatedされるなんてザラだと覚悟する古いから悪いとは限らないシンプルにしていく老舗から継続の秘訣を学ぶ運ゲー要素は排除しきれない最初はとにかく最速でリリースする事を目標に技術選定する開発計画とビジネス計画は切っても切り離せな
定山渓にてどうもTAKUYAです。 久しぶりに生活まわりの事を書きたい。自分はInkdropというMarkdownノートアプリを売って生きている。 子供も無事順調に成長しており、あと数ヶ月で3歳になるというところで、イヤイヤ期もやっと終わりが見えてきた。 生活パターンもなんとなく定着しつつあるので、ここで一旦どんなルーティンなのか書き出してみる。ちなみに当方今年で40歳。 平日の1日の流れ06:30 妻と子供起床、朝食07:10–30 俺起床、朝食07:40 布団を畳んで子供を着替えさせる。妻はその間に化粧や通勤の準備08:00 ストレッチと軽い筋トレ(腕立て50回、スクワット100回)08:10 妻と子供を見送る。15分前後瞑想08:30 散歩09:00 作業開始(カフェまたは家)11:00 昼飯12:00 ダラダラする12:30 作業再開(だいたい家)15:30 必要に応じてスーパーに
僕はInkdropのマーケティングのためにYouTubeチャンネルdevaslifeを始めました。当初は想像もしなかったですが、20万人近くの人がチャンネル登録してくれました。視聴者の反応を見ていると、その内容そのものに加えて、「やる気が出る」とか「インスピレーションをもらった」といった声がすごく多かったです。他のプログラマー系とは違う独自の動画スタイルを見つけたおかげで、その雰囲気が評価されたのだと思います。 学ぶ、コーディングする、あるいは作ること全般において、そのプロセスは孤独な道のりである事が多いです。その孤独や怠惰を乗り越え、取り組み続けるためのモチベーションを人々は求めているのだと分かりました。どうやら、僕の動画コンテンツの「雰囲気(Vibes)」が少なからずその役に立っているようです。 技術ノートアプリの個人開発者として、この「モチベーティブな雰囲気」をどうやったら製品の価値
Photo credit by Max KukurudziakどうもTAKUYAです。簡潔に書きます。ウクライナとロシアの情勢はニュースで流れている通り、ショッキングなものです。僕は英語でアプリを開発していて、世界中にユーザがいます。個人開発者として出来ることは無いか考えていたところ、Williamが彼のサービスを購読しているウクライナ人全てに返金処理をしたというツイートを見かけました:
こんにちは、TAKUYAです。本記事は “What I accomplished in 2021 & my challenge for 2022” の日本語訳です。2021年は、去年の自分が見たら結構驚くぐらいなかなかの飛躍の年でした。あなたはいかがでしたか?本稿では今年の活動成果を総括したいと思います。僕はInkdropというMarkdownノートアプリの作者です。企画・デザイン・ユーザサポート・集客・開発をすべて独りでやっています。現在は主に英語で活動しているため、今年は日本語では低浮上でした。最初は辛くて仕方がなかった英語での活動がすっかりコンフォートゾーンになり、楽しく情報発信しています。フリーランスの仕事はしませんでした。Inkdropの売上で充分家族の生活費も賄えています。来年もこの調子で健康的なペースでやっていきます。 TL;DR娘が産まれて、現在7ヶ月になったロードマップが
Faster, faster!人々がアプリを十分に楽しんで使うためには、アプリからできる限り摩擦を取り除くことが重要です。 React Nativeは、JavaScriptとReactを使って、マルチプラットフォームのモバイルアプリを素早く構築できるフレームワークです。そのおかげで、私はInkdropというアプリのモバイル版を作ることができました。エンドツーエンドの暗号化でデバイス間で同期するMarkdownノートアプリです。このアーキテクチャのおかげで、私はこのアプリを素早く構築することができ、ElectronJSで構築したデスクトップ版のコードベースの多くを再利用することで簡単に維持することができました。これは素晴らしいことです。React Nativeには大いに助けられましたが、特に画像を扱う際のパフォーマンスの低さには苦労しました。最悪の場合、7MBの画像をダウンロード、復号化、そ
先に英語で書いてから日本語に訳しています。元記事は “Code signing certificate for indie developers” をご参照ください。 こんにちは、個人アプリ作家のTAKUYAです。InkdropというSaaSでご飯を食べています。現在のビジネス規模だと個人事業主としてやったほうが生活がシンプルに保てるので、まだ会社化していません。僕のアプリはInkdropというMarkdownノートアプリで、macOS、Windows、Linux、iOSやAndroidで動作します。最近のOperating Systemsは積極的にMaliciousなSoftwareからユーザを守る機能を搭載しています。macOSではApp Store外で配布する際はアプリを自分でNotarizeする必要があります。それは特に難しいことではありません。なぜならAppleが基本的に必要なも
こんにちは、Inkdrop開発者のTAKUYAです。本エントリは僕と同じように個人開発を楽しみ、成果を出している方にお話を伺う企画です。前回のMENTAの入江さんに続き、今回は家族向けToDoアプリ「ファミリーTODO」を開発されているhirothingsさんに体験談を語って頂きました。ToDoアプリは言わずもがな無数の類似アプリが存在するレッドオーシャンです。その中で、ご自身の原体験からアイデアを発想し、伸び悩む厳しい状況も楽しみ、周りから意見を積極的に取り入れる姿勢によって、見事に1万ユーザを獲得しました。「作ったは良いけど全然伸びない…」と悩んでいる方にぜひ読んで頂きたい内容です。それではどうぞ。 文章: hirothings / 編集: TAKUYA TL;DR過去の自分と比べて成長を感じてモチベーションを保つ自分自身がユーザであり続ける・お金を主目的にしない既存ユーザに注力して離
どうも個人アプリ作家のTAKUYAです。本ブログの名前「週休7日で働きたい」は、出来るだけやりたくない事をせず、やりたい事だけをして生きるというライフスタイルへの願望を表現したコピーです。今回、そのようなライフスタイルを実現し実践している個人開発仲間の入江さんに、当ブログにお招きして語って頂きました。子育ても両立しながらサービスをM&Aに導くまでに至る原体験や行動理念が学び取れます。それではどうぞ。 文章: 入江、編集: TAKUYA TL;DR「仕事」とは考えず自然体で楽しむ不安を危機感に変えて動力源にする個人開発はリスクが低いサービスが絶対にヒットする!とは考えない一瞬の達成感のために頑張るのではなく、一日一日を充実させる はじめまして。MENTAというオンラインメンターサービスを作っています入江です。 TAKUYAさんと東京のスタバでお話ししたのが2年前。早いものです。その時にもME
会社を辞めて8年前にフリーランスとして自宅で働くようになってから、自分のデスクで毎日何時間も過ごすようになりました。 より高い生産性を得るために、これまで色々な作業環境の改善を積み重ねて来ました。 ただ生産性を上げるだけでなく、健康について気遣うことも大切です。 この動画では、より良い生産性と健康を実現するデスク環境作りの過程のスナップショットをみなさんに共有したいと思います。 こんにちは、個人アプリ作家のTAKUYAと申します。InkdropというMarkdownノートアプリを独りで作っています。 Software as a Serviceビジネスを成功させるにあたって、僕は独りでいろんな作業をこなしています。 プログラミングだけでなく、マーケティングのためのブログを書いたり、イラストを描いたり、ユーザサポートを提供したりなどなど。 そのため、集中の邪魔にならず、作業に没頭できる空間や道
海外のカンファで喋る予定なのでプレゼンを作る必要が出た。 でもKeynoteのデフォルトのテーマは全然好きじゃない。まず配色が気に入らない。 そこで自分でイチからテーマを作ることにした。 結果がこちら:
主に英語で、アプリ作りやフリーランス生活などに関する視聴者からの質問に答えていくという内容。チュートリアルや開発の様子を見せるネタも好評なので混ぜていく。英語をもっと喋れるようになりたいのと、英語での発信がめっちゃ楽しいので、言語は主に英語でやっていく。 このツイートのようにオーディエンス層がなんか面白い。最近は中国系マレーシアの高校生から連絡がきた。あと、いつか日本に住んで働きたいという夢を抱いている人もよく絡んでくれる。Twitterの日本語アカウントがフォロワー1万人もいてそれを活かすべきなのかもしれないが、出来るだけ今興味があるとか面白いという気持ちを大事に活動したい。楽しむ事が第一。 差別化の工夫としては動画の雰囲気をちょっとオシャレにするよう編集している点。(特に日本の)プログラマ系動画は撮って出しで喋るだけというものが多い印象を受ける。たぶんカラグレとか音楽にこだわる事にそも
英語で書いてから日本語訳しています ⇒ English version is available here. こんにちは、TAKUYAです。本日Inkdrop v5をリリースしました。前回のアップデートから5ヶ月ぶりとなります。沢山の新機能、改善やバグ修正があります。アナウンスできてとても嬉しいです。ベータ版のテストを手伝ってくださった皆さんに感謝します。ありがとう、Andi, can_Y, ebigram, Erdem, Gustavo, James, Mike, Rael, tdudz, Zhuolun!さて、本稿ではv5の新しく加えられた変更点についてご紹介して行きます。 偶然この記事に出会ったみなさん: はじめまして!僕はInkdropを4年間ひとりで開発しています。時が経つのは早いですね。これはプレーンテキストのMarkdownノートアプリで、macOS、Windows、Linu
めっちゃダッシュするイヌさん英語で先に書いてから日本語訳しています ⇒ English version is available here. こんにちは、TAKUYAと申します。InkdropというMarkdownノートアプリを開発しています。このアプリはElectronで作っています。Electronは、NodeJSとChromium(ブラウザ)ベースでクロスプラットフォームなデスクトップアプリが開発できるフレームワークです。このフレームワークは基本的に素晴らしいです。なぜならあなたはネイティブ用のフレームワークを学ぶ必要がなく、JavaScript、HTMLとCSSでアプリが作れるからです。もしあなたがウェブデベロッパーだったら、手軽にアプリが作れるでしょう。一方で、多くの人がElectronの弱い点についても言及しています。それはアプリの起動速度が遅い傾向にある、という点です。僕のア
攻撃に立ち向かうイヌさんThe English version is available here. タイトル訂正: 「自作サービス『に』→『が』DDoS攻撃された話」「それはDDoSではない」という指摘に関して末尾に追記 (6/18)SaaSを開発していると本当にいろんな事が起こります。それらは時に開発者に喜びや悲しみ、怒り、感謝、落胆や興奮をくれます。思い返してみれば結局はみんないい思い出になるものです。先週末に、拙作の小さなウェブサービスがDDoS攻撃を受けました。言わずもがな、悪い出来事です。本稿ではこの事故がどんなものだったのか、どうやって対処したのかについてお話します。 どうもTAKUYAです。僕はInkdropというクロスプラットフォームなMarkdownノートアプリを独りで3年以上開発・運用しています。ユーザ数2万人以下のとてもニッチなSaaSで、僕はこのサービスで生計を立
A must read for anyone building a web app. Getting Real is packed with keep-it-simple insights, contrarian points of… この本は僕が個人開発者として進むべき方向を照らしてくれました。今でも繰り返しメモを読み返しています。かつての僕はアントレプレナーシップやスタートアップ文化に強く影響されていて、「スティーブ・ジョブズみたいにビッグになるぞ!」とか「facebookみたいな世界を席巻するサービスを作らなきゃ!」と息巻いていました。イタイ。同書は世界を獲ってビッグになることだけが成功の道ではなく、他にもソフトウェア開発で人生を謳歌できる方法がある事を教えてくれました。これはSaaSビジネスの立ち上げを、より少なく、本当に重要な事にだけ取り組む事で成功に導く方法について解説した本で
マスクをつけて踊るイヌっちゃとネコっちゃ。辛いニュースが多いけど楽しく生きてゆこうよEnglish version is available here. こんにちは、TAKUYAです。みなさんが家で安全であることを祈ります。 以前ブログで書いたとおり、僕はよりプロジェクトを継続していくために数字を気にすることをやめました。なのでInkdropの収益をここでご報告するのは久しぶりですが、幸運なことにその成長は今も健全でした。収益の公開はおそらく今回が最後になると思います。大きな理由が無い限りもうする必要がないと思っています。InkdropはクロスプラットフォームなMarkdownのノートアプリで、60日間の無料トライアルがあり、$4.99/月または$49.9/年という毎月コーヒー一杯分の料金で利用できるサービスです。 3,048 JPY ≒ 28 USDこれはつまり長期利用ユーザが増えている
English version is here. ApexドメインはNakedドメインとも呼ばれ、サブドメインがついていないドメインを指す。自分のアプリ「Inkdrop」のウェブサイトを今まで inkdrop.app で運用してきたが、最近 www.inkdrop.app に移動した。Netlifyという、しばしば速いと評判のウェブホスティングサービスにデプロイしている。確かに、多くのNetlifyでホストされているウェブサイトがとても高速に読み込まれているのを目にした。しかしなぜか自分のサイトはそこまで速度が出ていなかった。特にTTFB (Time-to-first-byte)が異常に遅くて、常に200msより大きく、さらに120KBのダウンロードに800msもかかっていた。いったいなぜ? ALIASレコードはgeo-targetingを無効化するもしあなたが自分のドメインを持っているな
コソっと教えるイヌさんEnglish version is available here. どうもInkdropのTAKUYAです。InkdropはMarkdownのノートをデバイス間で簡単にオーガナイズできるアプリです。マーケティングを含め、このプロダクトを僕は一人で取り組んでいます。Inkdropのマーケティング戦略は基本的にこのブログに頼ってきていて、幸いそれは今のところ上手く行っています。そして現在、いくつかの広告を走らせるには十分な売上が立つようになりました。しかしながら、広告は今後も出そうと思っていません。なぜなら好きではないからです。その代わり、紹介プログラムの提供を開始したいと思います。本稿では、自分がなぜ広告費をかけるのではなく紹介プログラムを提供することに決めたのか理由をお話しします。 $2.5贈って$2.5を貰おう 🙌紹介プログラムの仕組みはいたってシンプルです。あ
I’m an indie SaaS developer currently building a Markdown note-taking app called Inkdrop. https://www.inkdrop.app/ Homepage: https://www.craftz.dog/
This note is my analysis on YouTube channels which are especially in a programming topic in Japan towards considering a strategy for making my YouTube channel. どうもTAKUYAです。拙作アプリのマーケティングの一環として、1年ぐらい前から自分もYouTubeで情報発信を始めた。ありがたいことに購読者数が1,400人を超えた。普通は「毎日沢山投稿しろ」と言われるが、動画はクオリティ重視で日本語と英語合わせて10本しかアップしていない。手応えありと言える。 さて、今後も続けていくにあたって既存の日本のプログラマー系YouTuberの分析をする。戦わないために。今後YouTubeチャンネルを作ろうと考えている人にも参考になれば幸いである
結婚しましたどうもTAKUYAです。今年も個人開発の活動でいろいろ成果が上がったので、ざっくり振り返りつつ来年の展望を語りたいと思います。去年の成果まとめはこちら。 開発:ユーザサポート:マーケティング = 4:2:4僕の活動の中心はInkdropというMarkdownノートアプリの開発で、その売上で生活しています。その活動はプログラミングだけではなく、ユーザサポートはもちろん、ブログを始めとした様々なマーケティングを行っています。その時間の比率はだいたい「開発:ユーザサポート:マーケティング = 4:2:4」です。ずっと開発していたい欲求をぐっとこらえながら、他の作業もこなします。時間単位で区切っている訳ではなく、作業の区切りがいい所で切り替えます。ちなみにこの比率は、Inkdropリリース当初からずっと一定で変わっていません。という訳で、個人開発の成果にはアプリの売上やユーザ数だけでな
こんにちは、TAKUYAです。YouTubeに新しい動画を投稿しました。今回は、自分らしいアプリを開発する方法についてです。 人が買いたいと思うような収益を生むプロダクトを作るのは大変です。本ブログでもそのコツは、自分自身が買いたいと思うものを作ることだと述べました。ではそんなアイデアをどうやったら見つけられるのでしょうか?また、どうやったらそのアイデアを具現化できるようになれるのでしょうか?今回のビデオでは、僕がどのようにして来たか、先人の言葉を交えながらご説明します。この動画があなたのアプリ開発の参考になれば幸いです :)
English version is available. どうもTAKUYAです。 30日間のお休みから戻ってきて、自分のSaaSプロジェクト「Inkdrop」の作業を再開しました。これは現在約1,400人の課金ユーザがいるノートアプリです。他のアプリと比べてその規模がとても小さいにも関わらず、今回初めて自サービスにてカードの不正利用が起きてしまいました。 (お休み中にその報告を受けて、休み気分が吹き飛んだのはここだけの秘密です😇) 本稿ではカードの不正利用について調査して学んだこと、そして実際にどのように対処したかシェアしたいと思います。 疑惑のある支払いは全てすぐに返金する自分たちのサービスの信用を保つためにも、カード支払いに関する紛争(Dispute / 異議申し立て)は可能な限り避けなくてはなりません。StripeはおそらくDisputeの数を監視していて、万が一サービスが有害
Inkdroppersの皆さん、こんにちは。TAKUYAです。 去年の6月頃に30日間開発をお休みしましたが、これがエネルギーをチャージするのにとても良かったです。なので次の大きな機能改修に集中する前に、今年もお休みを取りたいと思います。最近結婚しまして、この休み中に新婚旅行でフランスとドイツに行く予定です。たくさん休んで、健康に気を使いつつ、本を読んだり新しいことを学びたいと思います。ご理解とサポートいつもありがとうございます。I love you guys!
ゴール設定に興味を無くしたイヌさん — ©Takuya MatsuyamaEnglish version is available here. どうもTAKUYAです。InkdropというMarkdownノートアプリを作って、今は運良くそれで生活が出来ています。1,300人の課金ユーザがおり、コンスタントに成長しています。つまり、僕は拙作アプリで食うという念願の目標を達成しました。総売上は1,000万円を既に超えました。1,000人の顧客を抱えていれば、生活費を賄うための心配をしなくて済みます。さらに、旅行に行ったり自己投資する余裕すらあります。とても幸せです。 しかしながら、それは僕がもう開発を頑張らなくていいという意味ではありません。アプリは引き続きメンテしていく必要があるからです。解決すべき問題や、改良すべき機能は常に山積みです。サーバが落ちていてはユーザは速やかに使うのをやめてしま
どうもTAKUYAです。拙作のInkdropというノートアプリでは、Windows版・Linux版をビルドするためにmacOS上でVMWareを使用しています。しかし、特にWindowsのバーチャルマシンが死ぬほど重いという問題がありました。何かするたびにマウスポインタが砂時計になり、ほとんど使い物になりませんでした。 なのでこれまではAWSのEC2でWindowsインスタンス(m5.large)を利用してビルドしていました。でもこの方法だとビルドの際に毎回インスタンスを起動・終了する必要がありますし、たまに終了し忘れたりしました。EC2のコストは時間単位でかかる($0.124/h)ので、落ち着いて使用できないという問題もあり、とてもストレスフルでした。 VMWareのパフォーマンスを解決するために、ネットで見つかる様々な方法を試しましたが、微妙か全然効果が無いものばかりでした。設定をいじ
English version is here. どうもTAKUYAです。InkdropというMarkdownノートアプリを1人で作っています。そのモバイル版はReact Nativeで組まれています。最近コードベースをリファクタリングして、RecomposeからReact Hooksに乗り換えました。本稿ではその作業の際に発見したコツなどをシェアしたいと思います。 HOC多用はメンテナンス性が低くなるRecomposeとはHOC(Higher-order components)で効率よくStateless functional componentsベースのReactアプリを組むための便利関数ライブラリです。作者はAndrew Clarkです。例えるなら、React版Lodashみたいな感じです。このライブラリの開発は2018年12月4日を最後に止まっています。なぜなら彼がReactのチー
こんにちは、個人アプリ作家のTAKUYAです。InkdropというクロスプラットフォームなMarkdownノートアプリを1人で開発しています。このアプリはmacOS、Linux、Windows、Android、iOSで動作します。ご存知かもしれませんが、この5プラットフォームにアプリを対応させるのは簡単ではありません。しかしながらパワフルなフレームワークを活用すれば、それも不可能ではありません。それらに頼るだけでなく、プロジェクトを持続可能に保つための開発戦略も必要となります。本記事では、僕がこれまでどのようにして開発して来たのかシェアしたいと思います。 あなたは1人で開発しているのではないクロスプラットフォームなアプリの開発は、往々にして多くの予測不能かつ再現不能な問題を伴います。自分の環境では正しく動いていた機能が、他の環境では思うように動かない。例えば、最近僕もそういう問題を経験しま
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