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NEW! 2025.02.25 ITニュース 「パナソニック解散」のニュースが世間をざわつかせた2月頭。実はこの解散が報じられる1年前に、パナソニックから切り離された事業会社があることをご存じだろうか? パナソニックの車載事業の一翼を担っていたパナソニック オートモーティブシステムズ株式会社(以下、PAS)だ。 パナソニックHDは2023年11月、このPASを米投資ファンドのApollo Global Management(アポロ)に売却すると発表。 そこから約1年の移行期間を経て、譲渡手続きが24年12月に完了し、PASはパナソニックHDの連結対象から外れた*。 つまり、今は切り離し宣言から1年が経過したわけだ。 本記事では、現在もPASの社員であるAさん(仮名)に、1年経過した現在の状況と「切り離し宣言」が社内に告げられた当時の心境などを聞いた。 *2024年12月までに株式の80%を
NEW! 2025.02.20 ITニュース ゆめみフルリモートAI ゆめみが今年2月5日に公開した「原則出社」を打ち出すドキュメントが話題を呼んでいる。 コロナ禍により一気に進んだリモートワーク。さまざまな課題が見えてきたことで、国内外の企業が出社に回帰する流れが確かにある。 しかし、ゆめみはコロナ禍に突入するより前の2019年に「リモートワーク先端企業」を宣言。それ以降も社内外に対してエンジニアの働きやすさをアピールしてきた会社だ。 そのゆめみが「原則出社」を宣言するからには、背景には相当な課題意識と覚悟があったはず。宣言後には、社内でも相当なアレルギー反応があったことは想像に難くない。 そしてこのドキュメントに関して、内容と同じくらい話題になっているのが、「原則」と「メタ原則」からなる独特の言い回しだ。 今回の件の事情を赤裸々に語ってもらうべく、代表の片岡俊行さんにインタビューを実施
【PR】 NEW! 2025.02.14 スキル クラウドインフラ生成AIAI注目企業 「コスト削減」と「柔軟性」の象徴とされ、企業のインフラ戦略に革命をもたらしたクラウド。2000年以降、多くの企業がオンプレミス環境からの脱却を目指し、「クラウドファースト」を推進してきた。 しかし近年、その流れに変化が見られるという。 「クラウド移行が『最適解』とされた時代は終わりを迎え、オンプレミス回帰の流れが生まれています」 日本唯一の国産サーバー製造ベンダーであり、ハードウエアソリューション、インフラサービスを提供する富士通グループのエフサステクノロジーズ株式会社で、企業のインフラ戦略立案に携わる柳 晃一朗さんは、クラウドの潮流についてそう語る。 一体なぜ、企業はオンプレミスを再評価し始めているのだろうか。 20年以上にわたり日本企業のインフラ構築を支援してきた柳さんへのインタビューを通して、「オ
2025.02.06 働き方 Rubyまつもとゆきひろプログラマープログラミング プログラマーの三大美徳の一つ、「傲慢さ」。自分の書いたコードに自信を持ち、常に改善を目指そうとする姿勢の大切さを説いたものだ。 「傲慢さ=プログラミングに対する自信」を正しく持つには、適度な自己肯定感を持つことも一定必要になってくるだろう。自己肯定感が低すぎれば、挑戦する意欲すら湧かないはずだからだ。 そこで今回は自己肯定感を高めるヒントとして、Rubyの生み親・まつもとゆきひろさんの考え方を紹介したい。まつもとさんはRubyを開発した理由を「自己肯定感を高める言語が欲しかったから」と語る。 果たしてその真意とは? まつもとさんの「言語開発経験」から、エンジニアが自己肯定感を高める手がかりを探っていこう。 Rubyアソシエーション理事長 Ruby開発者 まつもと ゆきひろさん(@yukihiro_matz)
NEW! 2025.01.28 ITニュース 今井翔太ゲームAI 生成AIを使ったゲームも増えつつある昨今、AIをどう解釈し、活用していくべきか。 日本屈指のゲーム開発者であり、『ファイナルファンタジーXIV』プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹さんは「時代にAIが馴染めば、ゲームはもっと進化する」と語る。 吉田さんは、生成AIの進化とゲーム開発の未来をどう見ているのか。 AI研究者(FF14内でのメインジョブも学者)であり、「直近3年半で3000時間以上。絶コンテンツも複数クリアしている」筋金入りのゲーマー、今井翔太さんが話を聞いた。 スクウェア・エニックス 取締役 兼 執行役員 兼 クリエイティブスタジオ3 スタジオヘッド ゲーム開発者 吉田直樹さん※写真右 1973年生まれ。2005年にスクウェア・エニックスに入社。2010年12月から旧FF14の立て直しプロジェクトに尽力し、世界
生成AIの主戦場は「出力品質」から「推論強化」へ移行 GPT-4、Gemini、Claudeといった主要モデルの性能が飛躍的に向上した2024年の生成AI競争について、松本さんは次のように振り返る。 「この1年間で、生成AIのモデルごとの性能差は急速に縮まりました。もはや“どのモデルが最も優れているのか”という問いには、単純な性能比較では答えが出せなくなっています。1回の出力品質を向上させる競争は、そろそろ限界に達しつつある。今後は『推論強化型モデル』の開発が主戦場になっていくと考えています」 言い換えると「論理的思考を強化するモデル」とも呼べるそのモデルの代表例が、24年9月にOpenAIがリリースした大規模言語モデル(LLM)「o1」だ。 「従来の生成AIは、ユーザーからの指示に対して即座に回答を生成する方式でした。より高度な推論が必要な場合は、会話を重ねながら少しずつ考えを深めるとい
エンジニアとしてのキャリアのスタートダッシュを切るために、大事な時期である20代。この時期にどんな環境を選び、どのような経験を積むかが、自身の成長速度を左右するといっても過言ではない。では、理想の成長を実現するためには、何を軸に会社を選べばいいのか? 業界を牽引するトップエンジニアや著名人たちが、自らの経験をもとに「もし今、20代だったら」と仮定して語る、働きたい会社の三大条件からヒントを探ろう。 今回「もし今20代のエンジニアだったらどんな会社を選ぶ?」というテーマをぶつけた相手は、チューリングの取締役CHRO・青木俊介さんだ。 完全自動運転の開発に取り組むチューリングの共同創業者。最先端の領域をけん引する青木さんからは「トレンドの技術に触れられる会社」「将来性のある事業」といった条件が出てくるに違いないと考えていた編集部。しかしその予想はまんまとはずれ、青木さんは全く違う会社選びの軸を
エンジニアとしてのキャリアのスタートダッシュを切るために、大事な時期である20代。この時期にどんな環境を選び、どのような経験を積むかが、自身の成長速度を左右するといっても過言ではない。では、理想の成長を実現するためには、何を軸に会社を選べばいいのか? 業界を牽引するトップエンジニアや著名人たちが、自らの経験をもとに「もし今、20代だったら」と仮定して語る、働きたい会社の三大条件からヒントを探ろう。 「勝ち馬を狙ってキャリアを選ぶのは、ナンセンスだと思いますよ」 そう語るのは『ソフトウェアファースト』(日経BP)の著者であり、MicrosoftやGoogleといった世界的企業で成功を収めた技術者、及川卓也さんだ。 一流企業で結果を出してきた彼は、誰もが認める「成功者」。さぞ戦略的にキャリアを重ねてきたのだろうと推測するも、及川さんはそれを否定する。 及川さんはどのような軸で働く場所を選んでき
【PR】 NEW! 2025.01.10 ITニュース 注目企業 データセンターも、クラウドも、ECサイトも……わざわざ自前で用意する必要のないこの時代に、圧倒的自前主義を貫く企業がある。国内売上2位のECサイト『ヨドバシ・ドット・コム』でもお馴染みの、ヨドバシカメラを展開するヨドバシグループだ。 膨大な時間とお金がかかる道をなぜあえて選ぶのか。その理由を、グループ全体のサービスをITで支えるヨドバシリテイルデザインの事業部長・戸田宏司さんは「目先の利益よりも10年後、20年後も愛されるサービスづくりが重要なんです」と語る。 国内家電量販店の中でも売上2位を誇る同グループだが、「10年後、20年後も愛されるサービスづくり」とは一体どういうことなのか。戸田さんに話を聞いた。 ヨドバシリテイルデザイン 事業部長 戸田宏司さん 1982年、小学生時代からプログラミングを開始。1998年、フリーラ
エンジニアとしてのキャリアのスタートダッシュを切るために、大事な時期である20代。この時期にどんな環境を選び、どのような経験を積むかが、自身の成長速度を左右するといっても過言ではない。では、理想の成長を実現するためには、何を軸に会社を選べばいいのか? 業界を牽引するトップエンジニアや著名人たちが、自らの経験をもとに「もし今、20代だったら」と仮定して語る、働きたい会社の三大条件からヒントを探ろう。 「自分の理想がかなう会社で働きたい」と、大半のエンジニアは思うだろう。しかし、星の数ほどある会社の中から“理想”を探しているうちに、世間の声やWeb上に溢れる口コミに影響されてしまう……というのはよくある話。 「そんな時はどうか一度冷静になってほしい」と若手エンジニアに呼びかけるのは、『世界一流エンジニアの思考法』(文藝春秋)著者・牛尾 剛さんだ。 米マイクロソフトという技術の最前線でエンジニア
エンジニアとしてのキャリアのスタートダッシュを切るために、大事な時期である20代。この時期にどんな環境を選び、どのような経験を積むかが、自身の成長速度を左右するといっても過言ではない。では、理想の成長を実現するためには、何を軸に会社を選べばいいのか? 業界を牽引するトップエンジニアや著名人たちが、自らの経験をもとに「もし今、20代だったら」と仮定して語る、働きたい会社の三大条件からヒントを探ろう。 「まずは知識を身に付けてから挑戦しよう」キャリアを加速させていくために、そう考える若手エンジニアは多いかもしれない。 しかし、GunosyやDMM.comでCTOを歴任し、現在はLayerXの代表取締役 CTOとして活躍する松本勇気さんは、その考えに一石を投じる。「成長の鍵は、いかに意思決定を繰り返す環境に身を置けるかだ」と。 「すべての経済活動を、デジタル化する」をミッションに掲げるLayer
エンジニアとしてのキャリアのスタートダッシュを切るために、大事な時期である20代。この時期にどんな環境を選び、どのような経験を積むかが、自身の成長速度を左右するといっても過言ではない。では、理想の成長を実現するためには、何を軸に会社を選べばいいのか? 業界を牽引するトップエンジニアや著名人たちが、自らの経験をもとに「もし今、20代だったら」と仮定して語る、働きたい会社の三大条件からヒントを探ろう。 エンジニアたるもの、常に最新技術に触れ続けなければ未来はない。いかに先進性のあるプロダクトを扱うかが、自身のキャリアを左右する……。 技術革新のスピードがめまぐるしい昨今では、そう感じてしまうのも無理はない。ただ本当に、エンジニアにとって競争は避けられない宿命なのだろうか? その問い掛けに否と答えるのは、ドワンゴ創業者の川上量生さん。川上さんが提案するのは、「自分が無双できる会社を選べ」というキ
NEW! 2024.12.16 ITニュース 久松剛 2024年は、エンジニアバブル崩壊の影響が色濃く出始めた年でした。バブルが続くことを疑わず未経験でエンジニアを目指した方や、転職を繰り返して年収を上げすぎてしまった方にとっては、厳しい一年だったでしょう。 今回は、2024年の総括として、エンジニアバブル崩壊後に何が起きているのかを振り返りつつ、2025年以降にエンジニアとして生き残っていくための方法についても考察していきたいと思います。 博士(慶應SFC、IT) 合同会社エンジニアリングマネージメント社長 久松 剛さん(@makaibito) 2000年より慶應義塾大学村井純教授に師事。動画転送、P2Pなどの基礎研究や受託開発に取り組みつつ大学教員を目指す。12年に予算都合で高学歴ワーキングプアとなり、ネットマーケティングに入社し、Omiai SRE・リクルーター・情シス部長などを担当
2024.12.09 ITニュース お金マネジメント 「つよつよエンジニアは、初学者に厳しすぎ」 「いやいや、自力で調べて解決するのがエンジニアだろ」 「自分で考えろ、って効率悪くない?」 「育成スタンスが優しくないから、いつまで経ってもIT人材不足」 先日もX上で話題になった「エンジニア育成」の議論。もはや、一生議論されているテーマと言っても過言ではないが、世界トップレベルの「つよつよエンジニア」がひしめく米国からみると、この議論は一体どのように見えるのだろうか。 米国のテック業界やそこで働くエンジニア事情にも詳しいブランドンさんに聞いた。 Founder & CEO btrax Brandon K. Hillさん(@BrandonKHill) 北海道生まれの日米ハーフ。サンフランシスコと東京のデザイン会社btrax代表。サンフランシスコ州立大学デザイン科卒。 サンフラン市長アドバイザー
NEW! 2024.12.04 スキル 生成AIや自動化の波が押し寄せ、変化が避けられない開発現場では、一体どんなエンジニアが評価され、「この人は仕事ができる」とみなされるのだろうか。 書籍『「仕事ができる」とはどういうことか?』(宝島社)の著者で、大きな成功を収める企業の傾向や戦略に精通する、一橋ビジネススクール 特任教授の楠木 建さんに話を聞いた。 一橋ビジネススクール 特任教授 楠木 建さん(@kenkusunoki) 1964年、東京都生まれ。89年、一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。一橋大学商学部助教授および同イノベーション研究センター助教授などを経て、2010年より現職。専門は 競争戦略とイノベーション。著書に『ストーリーとしての競争戦略─ 優れた戦略の条件─ 』(東洋経済新報社)など多数 そもそも「仕事ができる」とはどういうことなのか? まず、「仕事ができる」とはどういう
転職・求人情報サイトのtype エンジニアtype スキル もう「仕事中のとっさの会話」で困りたくないエンジニアへ。コミュニケーションの瞬発力を鍛える三箇条【澤円解説】 2024.11.22 スキル 澤円チーム 「この部分、君はどう思う?」 「ところであの件ってどうなってる?」 プロジェクトを進めていく中で、突発的に意見や説明を求められるシーンは少なくない。落ち着けばいいだけなのに、どうしてもうまく話せない……という課題感を抱えているエンジニアもいるだろう。 そんなコミュニケーションの悩みに対して、“プレゼンの神”と呼ばれる澤 円さんは「うまく話そうとする必要はないんですよ」と説く。事実、澤さんは11月18日に新著『うまく話さなくていい ビジネス会話のトリセツ』を上梓したばかりだ。 では一体、コミュニケーションに苦手意識を抱えるエンジニアたちはどう対処したらいいのか。今回は、多くの人が苦い
本連載では、業界の第一線で活躍する著名エンジニアたちが、それぞれの視点で選んだ書籍について語ります。ただのレビューに留まらず、エンジニアリングの深層に迫る洞察や、実際の現場で役立つ知見をシェア!初心者からベテランまで、新たな発見や学びが得られる、エンジニア必読の「読書感想文」です。 著名エンジニアが、独自の視点で「おすすめ書籍」の紹介を行う本連載。 今回の語り手は、Node.js日本ユーザーグループの代表・古川陽介さん(@yosuke_furukawa)。「自分が本当の意味で、ちゃんと頭から最後まで理解しながら読んだ本」と語る、『ハイパフォーマンスブラウザネットワーキング』(オライリー・ジャパン)を紹介いただいた。 発売日:2014年05月 著者:Ilya Grigorik 訳者:和田 祐一郎/株式会社プログラミングシステム社 出版社:オライリー・ジャパン 書籍概要:本書は「ブラウザ」に関
2024.10.30 スキル コーディングひろゆき生成AIプログラミングAI シンプルさを追求するべきか、それとも美しさや完璧さにこだわるべきか。 エンジニアによって、「良いコード」の定義は少しずつ異なるかもしれない。しかし、コードが開発効率や製品の品質を左右することはまぎれもない事実。 AIがコードを生成するようになりつつある今、改めて「コード」に対して持つべき視点を考えてみるのもいいだろう。エンジニアtypeの記事を振り返ってみよう。
CPU需要が上がるのは間違いない 今井さん:まずこれは、ひろゆきさんの質問には含まれていないのですが、CPUの需要が上がるのは間違いないです。 一方で、 Bitnetやその他GPUを必要としない小型モデルが乱立しても、即座にGPUの需要が下がるのは考えにくい。なので、GPUを大量に持っているアメリカの会社は少なくともAIの開発段階では当分強いままだと思います。 生成AIの処理には、学習段階(大企業がAIにデータを食わせて能力を上げていくフェーズ)と推論段階(一般ユーザーが生成AIを使うフェーズ)があるのですが、Bitnetなどの手法が関係してくるのは後者の推論フェーズの方です。 参照元:「ついにBitNet Llama8Bが登場! CPUのみで爆速推論するLLM,BitNet.cpp」 今井さん:ものすごく細かい話になるのですが、学習段階でBitnetのような高速度の低精度パラメータの量子
ひろゆきさんが今話したいエンジニア(あるいはプロダクトの作り手)に聞いてみたかったことを聞いていく本連載。話題のプロダクトを、ひろゆきさんはどうみるのか? 「僕ならこうつくる」というひろゆき案も飛び出すかも!? 「世の中をあっと言わせるプロダクトが作りたい」エンジニアのみなさんにヒントを届けます。 ひろゆきさんが「今、話したい人」と対談する本連載。今回のゲストは、日本のAI研究の第一人者である東大・松尾豊教授の研究室出身で、今年のベストセラー書籍『生成AIで世界はこう変わる』(SBクリエイティブ)を上梓された今井翔太さんです。 実は今井さん、ポケモンのレーティングバトルで世界7位にランクインしたことがある上に、「ゲーム関連の解説がきっかけで松尾研にスカウトされた」ほど、ゲーマーとしても日本トップレベルの実力を持っている。 そんな今井さんと話したいテーマについて、ひろゆきさんは……
〝流しのEM〟として、複数企業の採用・組織・制度づくりに関わる久松 剛さんが、エンジニアの採用やキャリア、働き方に関するHOTなトピックスについて、独自の考察をもとに解説。仕事観やキャリア観のアップデートにつながるヒントをお届けしていきます! 数年前、SNS上で「ITエンジニアの年収バグ」というフレーズが話題になったのを覚えている方はいるでしょうか? ご存じない方のために簡単に説明すると、「年収バグ」とは、同じ会社に勤め続けるより、定期的に転職を重ねる方が、劇的な年収アップを見込める現象を「バグ」になぞらえ、揶揄したバズワードです。 計算方法によっては、生涯年収で1000万円近い差がつく可能性があるといわれ、2022年頃にはITエンジニア界隈で話題になりました。 しかし、それもいまや過去の話。いまでは現状維持か微増に留まるのが当たり前になってしまいましたし、減少する方も居られます。 そうし
本連載では、業界の第一線で活躍する著名エンジニアたちが、それぞれの視点で選んだ書籍について語ります。ただのレビューに留まらず、エンジニアリングの深層に迫る洞察や、実際の現場で役立つ知見をシェア!初心者からベテランまで、新たな発見や学びが得られる、エンジニア必読の「読書感想文」です。 著名エンジニアが、独自の視点で「おすすめ書籍」の紹介を行う本連載。 今回の語り手は『プロを目指す人のためのRuby入門』(技術評論社)の著者、株式会社ソニックガーデンのプログラマー・伊藤淳一さん(@jnchito)だ。「この業界でエンジニアとして生き残っていきたいと考えていた新人時代に、大事な指針を教えてくれた一冊」と語る、『MY JOB WENT TO INDIA』(オーム社)を紹介いただいた。 発売日:2006年9月26日 著者:チャド・ファウラー 訳者:でびあんぐる 出版社:オーム社 ISBN-10:42
AI研究者,博士(工学,東京大学) 今井翔太さん(@ImAI_Eruel) 1994年、石川県金沢市生まれ。東京大学大学院 工学系研究科 技術経営戦略学専攻 松尾研究室にてAIの研究を行い、2024年同専攻博士課程を修了し博士(工学、東京大学)を取得。人工知能分野における強化学習の研究、特にマルチエージェント強化学習の研究に従事。ChatGPT登場以降は、大規模言語モデル等の生成AIにおける強化学習の活用に興味。生成AIのベストセラー書籍『生成AIで世界はこう変わる』(SBクリエイティブ)著者。その他書籍に『深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第2版』(翔泳社)、『AI白書 2022』(角川アスキー総合研究所)、訳書にR.Sutton著『強化学習(第2版)』(森北出版)など 一人のAI研究者として、2024年のノーベル賞でAI研究が物理学賞と化学賞を連
「キャリアアップをしたいエンジニアはPMOという選択肢もアリ」と著書『DX時代の最強PMOになる方法』で伝える甲州潤さん。エンジニアからキャリアをスタートし、現在ではPMOとして多くのIT利活用や経営相談をこなす甲州さんが「今だから言える、エンジニア時代こうしていればよかった」と思うスキルや考え方、プロジェクトの進め方を実体験をもとに紹介していきます! 「こんなに頑張っているのに、なぜか評価されない」 「なんで自分より(仕事ができない)アイツの方が先に昇進するんだ……」 仕事を覚え、次第に多くの仕事を任されてくると気になってくるのがそう、「評価」ではないでしょうか。 実際、私がSEとして正社員で勤務していたときも、周囲からはそうした声が聞こえてきていました。そのたびに、シビアかもしれませんが「会社側の人間に評価されない限り、自分の評価は上がらない」と考えていました。もちろん、その考えは今で
〝流しのEM〟として、複数企業の採用・組織・制度づくりに関わる久松 剛さんが、エンジニアの採用やキャリア、働き方に関するHOTなトピックスについて、独自の考察をもとに解説。仕事観やキャリア観のアップデートにつながるヒントをお届けしていきます! ひと昔前のプログラマーといえば、長時間労働が当たり前のブラックな仕事の代表格でした。そのため、「30代も半ばを過ぎると、体力的にも精神的にもツラくなる」という、いわゆる「プログラマー35歳定年説」がありました。 しかし、「働き方改革」の波がIT業界全体を覆い尽くした今日においては、この説を耳にする機会は急速に減り「生涯現役プログラマー」を貫く人も珍しくありません。 プログラマーにとって「年齢」は、さしたる障害ではなくなったように見えますが、本当でしょうか。そこで今回は40代、50代の中高年プログラマーに立ちはだかる「年齢」の壁と、突破するポイントにつ
転職・求人情報サイトのtype エンジニアtype ITニュース 中島聡「未知の開発言語の勉強を、楽しめるかどうか」Windows 95の父が考える、エンジニア向きの資質とは 2024.10.07 ITニュース 中島聡プログラマー 世の中に大きな変革を促す、偉大なソフトウエアを生み出す天才プログラマー。多くのエンジニアが、一度は憧れた経験があるだろう。 ただエンジニアの世界は、シビアだ。持っている知識や扱える技術の総量で、自身のレベルが明確に可視化される。天才たちと自身の姿を比べては、「自分はこの仕事に向いていないのかもしれない」と感じてしまうのも無理はない。 一方で、天才たちは「エンジニアの向き・不向き」をどのように考えているのだろうか。『Windows 95』の生みの親である中島聡さんは「知識があるかどうかは関係ない。大切なのは、知識を培う過程を楽しめるかどうか」だと語る。 伝説のプロ
2024.10.04 ITニュース 落合陽一生成AIAI 生成AIの急速な進化は私たちの仕事や働き方にどのような影響を与えるのか。そして、近い未来にどんな変化が訪れるのか。 アーティスト、科学者、大学教員、 経営者……いくつもの顔を持ち、デジタルと自然の融合で日本社会のアップデートを目指す落合陽一さんに、未来予想とこれからの時代を牽引するリーダーたちに求められるスキルやマインドを語ってもらった。 2026年にはほとんどの知的作業がAIに置き換わる 人間に残される仕事は「とげ作り」 ―生成AIは今どのくらい進化しているのでしょうか。 今や生成AIの賢さは、既に半数以上の人間を凌駕したといわれています。AIが書いた小説や絵画が有名な賞を受賞したというケースは増え続けていますし、実写のような動画やプロが作成するような音楽を素人が作ることも簡単になりました。 ビジネスでの生成AIの利用も増えていま
「キャリアアップをしたいエンジニアはPMOという選択肢もアリ」と著書『DX時代の最強PMOになる方法』で伝える甲州潤さん。エンジニアからキャリアをスタートし、現在ではPMOとして多くのIT利活用や経営相談をこなす甲州さんが「今だから言える、エンジニア時代こうしていればよかった」と思うスキルや考え方、プロジェクトの進め方を実体験をもとに紹介していきます! PMOとして数多くのプロジェクトに関わらせていただく中で、一緒のチームになった心優しき人からは「甲州さん、毎回一緒に働くメンバーが変わるなんてやりにくくないんですか?」と言われることがあります。そんなとき私は、「そのために私のような人がいるんですよ」と答えます。 PMOは、縁の下の力持ちとなって様々な人が集まるプロジェクトをスムーズに進行するのが役目。そのために、いくつか実践していることがあります。 今回はPMO的視点で、プロジェクトにおい
ひろゆきさんが今話したいエンジニア(あるいはプロダクトの作り手)に聞いてみたかったことを聞いていく本連載。話題のプロダクトを、ひろゆきさんはどうみるのか? 「僕ならこうつくる」というひろゆき案も飛び出すかも!? 「世の中をあっと言わせるプロダクトが作りたい」エンジニアのみなさんにヒントを届けます。 AIエンジニアであり、経営者の顔も持つ安野たかひろさんをゲストに迎えた今回の対談。「エンジニアと経営側の要望が一致しない場合、大いに悩む」というジレンマが聞けた前編に続いて、後編では「エンジニア側とどう折り合いをつけるのか?」という安野さんの質問からスタート。 なぜ日本のエンジニアは小粒なものしか開発しなくなってしまったのか。そんな話題にも話が及びました。
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