英外務省の猫、公務引退 ネズミ捕獲長パーマストン 2020年08月07日20時05分 英国の外務・英連邦省で「ネズミ捕獲長」を務めた猫パーマストン(公式ツイッターより) 【ロンドン時事】英国の外務・英連邦省は7日、「ネズミ捕獲長」の肩書を持つ猫パーマストンが公務を引退すると発表した。捕獲の任務に加え、外国要人をもてなす活動にも従事してきたが、猫の公式ツイッターで公開した「辞表」で「世間の注目を離れ、ゆっくりと余生を過ごす時が来た」と説明した。 英首相、官邸で犬を飼う=先住猫との対立懸念も パーマストンは6歳前後の白黒の雄猫で、2016年4月に動物保護施設から迎えられた。「ネズミ捕りの達人」として知られたが、隣接する首相官邸で「捕獲長」を務めている猫ラリーとは犬猿の仲で、たびたびけんかが目撃されてきた。 パーマストンは今年3月の都市封鎖(ロックダウン)以降、田園地方にある外務省職員の自宅で木
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