The GIMP Teamは2012年5月3日、市販ソフト並みに高機能な画像編集ソフトの新版「GIMP 2.8」を公開した(写真1)。約3年半ぶりのメジャーアップデートになる。現在、LinuxなどのOS上でビルドして使えるソースアーカイブ(ソースコードをまとめて圧縮したもの)、Windowsのバイナリーファイルおよびインストーラ付きのユーザーマニュアル(日本語あり)が、GIMPの公式サイトから入手できる。 GIMP 2.8では、旧版に比べて主に使い勝手の面が改善されている。まず「シングルウィンドウモード」が追加された。GIMPは、画像の編集作業をする「イメージウィンドウ」と、筆やペンなどの編集作業ツールをまとめた「ツールボックス」、レイヤー管理、ブラシやパターンを変更するダイアログをまとめた「ドッグウィンドウ」などのウィンドウに分かれていた。ツールバーの「ウィンドウ」-「シングルウィンドウ
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