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ケータイのヘビーユーザーは、若年層に多い。パケット定額制の契約率は10~20代が非常に高く、デコメや着うた、ケータイSNSなどのブームも、常にこの層が作り出している。最近では、PCを使わない若者をターゲットにした、「au BOX」のような商品も開発されているほどで、キャリアやメーカーも、若年層の取り込みに必死だ。 こうした事実は、統計データや報道発表を見れば、ある程度は把握できる。だが、それだけでは、若者たちのケータイに対する“感覚”までは、なかなか分からない。そこで、ケータイに中高生の頃から親しんでいる、東京都内の学生5人に集まってもらい、座談会を開催した。掲載した声だけで全体像を判断するのは早計だが、“若年層特有のケータイ事情”の一端に触れることはできるはずだ。 ■ キャリアや端末選びのポイント ――まず、皆さんが使っているケータイやキャリアを教えてください。その機種や会社を選んだ理由
日本マクドナルドが5年半ぶりにホームページを刷新した。LPOを採用してコンテンツを動的に表示したり、時間に応じてWebサイトに変化させたりするなど、「Webサイトも店舗の1つ」というコンセプトに基づき、“ユーザーの楽しさ”を演出する。そこには、支持を集める企業サイトの要素がちりばめられている。 企業のホームページは、その企業の活動や理念を映し出す鏡だ。更新頻度を上げ、鮮度の高い情報をユーザーに出し続けることで、閲覧数は増え、顧客の囲い込みにつなげることができる。 日本マクドナルドのホームページは、月間5000万ページビュー(PV)を稼ぎ出す一大サイトだ。日本ブランド戦略研究所が調べた「再訪したい企業Webサイト」で第3位にランクインするなど、顧客からの支持も厚い。 そんな中、同社は新たな機能やコンテンツを取り入れ、5年半ぶりにホームページを刷新した。「PVの増加も考えたが、それ以上にマクド
「日本珍スポット100景」は、ひなびた観光地やトンデモ系の施設といった全国のB級スポットを紹介する人気サイトだ。紹介しているすべての場所は、管理人の麻理さんが現地取材しており、その累計は300以上に及ぶ。 しかし、麻理さんの活動はそれだけではない。レトロな外装の品々を紹介し、自作レポートも行なう「スチームパンク大百科」や、デジタル加工を施した合成写真の投稿サイト「合成館」など、並行して運営しているサイトは20件以上に及ぶ。しかも、100万アクセスを超えるサイトをすでに5個持っているという。 一体どんな方法を使えば、これほど多彩で人気のあるサイトを続けることができるのだろうか。インタビューを通して分かったのは、サイトに人を呼ぶ極意。そして、麻理さんが只者ではないということだった。 日本珍スポット100景 夢のお告げで個人が始めた奇抜な博物館から、性器のモチーフを祭る豊年祭まで、全国の珍スポッ
2008年4月、米国のプロブロガー数人が過労で亡くなったことをニューヨークタイムズが報じた(関連リンク)。ネットの世界でニュースブログがメディアとして認められた裏には、過度の労働を自らに強いるブロガーたちの姿が見え隠れする。世界有数のブログ人口を抱える日本でも、このニュースは他人事ではないはずだ。 さて、日本のネット社会、特にオタク系ニュースサイトには「KKG」と呼ばれる御三家がいる。頭文字から順に、「カトゆー家断絶」「かーずSP」「ゴルゴ31」だ。毎日膨大な量のニュースを紹介しており、前回取り上げた「僕の見た秩序。」も、KKGで記事を紹介されたことをきっかけにブレイクしたという(関連記事)。 顔の見えるインターネットでは、これから2回にわたってKKGのうち2人の管理人に取材し、その情報収集のテクと更新の苦労について語ってらう。一番手は、管理人、製麺業、ライターの3足のわらじを履く、「かー
「圧縮新聞」「訃報ドットコム」始めて半年で数々のサービスを生み出す、自称“ニート”──phaさん:田口元の「ひとりで作るネットサービス」探訪 「ニートだけど別荘を買った」というブログで知られるphaさんは、数々のWebサービスを生み出す開発者でもある。プログラミングを始めたのは2007年の2月。どのようにして学び、サービスを作り出していったのだろうか。 ひとりで作るネットサービス──第19回目はその日の最新ニュースをまとめて表示する「圧縮新聞」や、訃報情報を自動でまとめる「訃報ドットコム」など、多数のWebサービスをひとりで開発しているphaさん(28)にお話を伺った。プログラミングを始めたのは2007年2月からというphaさん。短期間でプログラミングを習得し、サービスを開発できるようになった背景にはどういった仕事術があったのだろうか。 憧れのプログラミング──2007年2月に思い立って始
「iPhoneのユーザーインタフェース(UI)は確かにかっこいいが、進化の仕方があまりに西洋的。もっと日本的なアプローチがあるんじゃないか」 11月15日、「Web2.0 Expo」の講演でこう話したのは、チームラボの猪子寿之社長だ。同社は、検索エンジン「SAGOOL」など独自サービスを展開する一方、「iza!」(産経デジタル)、「ワッチミー!TV」(フジテレビラボLLC)、サントリー公式サイトのサイト内検索機能、日立「Wooo」のトップページFlashなどを構築。UIとデザイン、検索・マッチング技術に強みを持つベンチャーだ。 「UIは、しょうがない奴だと思ってる」と猪子社長は言う。例えば携帯電話のボタン。電話をかけたり、携帯サイトを見るには何度もボタンを押さなくてはならないが、ユーザーはボタンを押したい訳ではなく、電話で話したりサイトを見たいだけ。つまり「ボタン」というUIは「仕方ないか
独創的発想で活躍している若手エンジニアを探し出して紹介するこのシリーズ!今回登場するのは、日本初のSNSサービスで今や、1110万人を超えるユーザーを有する『mixi』で、膨大なコンテンツの検索システムを自社開発した研究開発グループの若手マネージャーだ。 1978年生まれ。立命館大学政策科学部を卒業後、01年に大手OA機器メーカーに入社。システムエンジニアに。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の2004年度第2回未踏ソフトウェア創造事業で、全文検索システム「Hyper Estraier」を開発、スーパークリエータに認定される。2006年6月、ミクシィ入社。研究開発に従事。 株式会社ミクシィ 2004年2月から日本初のSNS(ソーシャル・ネットワーキングサービス)として『mixi』を展開。「居心地の良いサイト」「身近な人や趣味・興味が同じ人との交流」をコンセプトに開発、人気を集め、今や1
“WebにLog(記録)を残す”という意味の造語“Weblog”。それがブログの語源だ。 つまり、日常生活で見つけた情報や出会った事柄を、ほかの人々に紹介し、共有するというコンセプトが、ブログの根底にある。さまざまな情報ソースから興味深い記事を集めて紹介するニュース系ブログは、まさにその王道だ。 そんな日本のニュース系ブログで頂点を極めているのが、今回紹介する“ネタフル”だ。アクセス数は1日3万5000~4万件で、ブログランキングでは常に上位に並ぶ。2003年のスタート以来、記事数は7月現在で1万4500件にも達した。ネタフルのインターフェースやコンセプトを参考にするブロガーはあとを絶たない。 ネタフルと聞いてピンと来なくても、下の画面のデザインに見覚えがある人も多いはず。それがネタフル管理人・コグレ氏の狙いでもあるのだ。“顔が見えるインターネット”第4回は、ブログの典型的な成功例といえる
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