民主党の鳩山由紀夫代表は23日午前、テレビ朝日の報道番組に出演し、政権を獲得した場合の来年度の国債発行額について「(今年度より)増やさない。増やしたら国家が持たない」と述べ、縮減に努める考えを示した。 鳩山氏は「(国債発行額を)増やしておきながらこの程度の経済で、GDP(国内総生産)が戻ったと喜べる話ではまるでない」と述べ、政府の国債増発が景気回復につながっていないと指摘。 その上で「われわれとすれば(予算の)使い方をもっと正しい方向に変えていく。暮らしを良くるすることで景気を導くという発想に変えることで、借金を増やさないで済む」と強調した。 【関連ニュース】 ・ 〔特集〕第45回衆議院議員選挙 ・ 民主党の敵は「楽勝ムード」〜深層レポート〜 ・ 【総選挙特集】立候補者情報 ・ 〔用語解説〕「国内総生産(GDP)」 ・ 日米首脳会談、来月23日で調整=NYでの国連総会に合