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ウィキノミクス 単行本 – 2007/6/7
購入オプションとあわせ買い
この潮流の敗者たちは、「単にウェブサイトを立ち上げ」、「囲った“庭園”をつくり」、「自らのみで革新を進め」、「データとソフトウェアを頑なに守ろうとする」。しかし、この大波に乗じる勝者たちのほうは、「活気あるコミュニティを立ち上げ」、「開かれた“広場”をつくり」、「ユーザーを巻き込んで革新に取り組み」、「データとソフトウェアを全世界に公開してみせる」。そして、本当の変革はこれから始まるのだ。
目次から
第1章 ウィキノミクス
第2章 嵐のなかの嵐
第3章 ピア開拓者
第4章 アイデアゴラ
第5章 プロシューマー
第6章 新アレクサンドリア人
第7章 参加のプラットフォーム
第8章 世界工場
第9章 ウィキワークプレイス
第10章 コラボレーションの精神
第11章 ウィキノミクス攻略法を作ろう
※詳細な目次は「目次を見る」をご覧ください
- 本の長さ504ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2007/6/7
- ISBN-10482224587X
- ISBN-13978-4822245870
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商品の説明
著者について
シンクタンク兼戦略コンサルティング会社New ParadigmのCEOとして企業、各国政府を相手に活躍中。長年、情報技術の進展と、ビジネス、経済社会、文化のかかわりを見つめ続けてきた。著書はベストセラー『Paradigm Shift』、『The Digital Economy』をはじめ多数。
アンソニー・D・ウィリアムズ(Anthony D. Williams);
New Paradigmのリサーチ・ディレクターを務めるイノベーションと知的財産分野のエキスパート。
登録情報
- 出版社 : 日経BP (2007/6/7)
- 発売日 : 2007/6/7
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 504ページ
- ISBN-10 : 482224587X
- ISBN-13 : 978-4822245870
- Amazon 売れ筋ランキング: - 995,979位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 62,782位投資・金融・会社経営 (本)
- - 93,672位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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翻訳者(出版・実務)。1959年生まれ、東京大学工学部卒業。大手石油会社から会社派遣で米国オハイオ州立大学大学院修士課程に留学するも、1998年、子育てに必要な時間的やりくりを家庭内でつけられるようにと退職し、技術・実務翻訳者として独立。その後、産業翻訳から出版翻訳へと仕事の主軸を移し、多くの話題作を手がける。得意分野は、エネルギー・環境、エンジニアリング、IT、ビジネスなど。翻訳フォーラム共同主宰。大昔はフィギュアスケート選手(シングル、アイスダンスで全日本に出場)で、いまは年がいもなく自転車ロードレースを走っているなど根は体育会系。楽しみは、自転車イベントで訪れた地域のクラフトビールを飲み歩くこと。
訳書:『スティーブ・ジョブズ I・II』(講談社)、『イーロン・マスク 上・下』(文藝春秋)、『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション』『リーン・スタートアップ』(日経BP)、『リーダーを目指す人の心得』(飛鳥新社)、『PIXAR 〈ピクサー〉 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話』(文響社)など多数。
著書:『「スティーブ・ジョブズ」翻訳者の仕事部屋 フリーランスが訳し、働き、食うための実務的アイデア』(講談社)、『実務翻訳を仕事にする』(宝島社新書)
共著書:『できる翻訳者になるために プロフェッショナル4人が本気で教える 翻訳のレッスン』(講談社)
カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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- 2009年2月28日に日本でレビュー済みAmazonで購入ウェブ2.0系の本や、「集合知」系の本で書かれているようなことを、企業の生産活動に焦点を当てて統合し、経済活動のパラダイム転換と新時代の到来を確信させた。今世紀初頭で最も重要な本の一つになるのではないか。。
21世紀型のウェブが企業や消費者の知的生産活動に及ぼしている影響を、多くのケースを交えて詳述している。
なんと言ってもウィキと経済学をくっつけた本書のタイトル・ネーミングがナイス!この一言は、本のタイトルを超えて、21世紀のウェブ新時代の生産活動のあり方を物語っていると思う。
「オープン性」「ピアリング」「共有」「グローバルな行動」という4原理をウィキノミクスの特性としているが、おそらくはこの経済原理の本質は、取引コストと競争優位の問題に帰せられると思う。
コースやウィリアムソンは、企業がある生産活動を行う際に、外部の生産者の中で最も安い業者を探してそこに委託するのと、自社内部に生産部門を持ってそこで生産するのと、どちらが特かということを考えた。これに関して本書でも触れている。「取引費用は今も存在するが、市場よりも社内のほうが重荷になることが増えた」。例えば、ボーイングは航空機の製造に当たっては世界各地の重工メーカーに生産委託しているが、以前はボーイングがマスター設計をして、その部品を各下請け(日本では、三菱・富士・川崎の重工3社)が生産するカタチを取っていたが、今は各社が設計に積極的に関与して、部品レベルの設計から全体設計に影響を及ぼすようになった。それは、リナックスのプログラミングと同様の仕組みが物理的商品の生産設計でも起こっているということを意味する。そのための外部への情報開示も重要なファクターとなる。これまで企業各社は企業秘密といって社内情報を外部に漏らすことをためらってきた。しかし、外部に漏らして外部の人間にやってもらったほうが、内部で完結させるよりも効率的かつ高度なものができることが明らかになってきた。これは『「みんなの意見」は案外正しい』(J.スロウィツキー)と同じ現象だろう。
個人的には取引のプレーヤーが増えたことも見逃せない。従来の生産活動は、企業と取引業者によって製品は設計され生産された。現在は、すでにプロシューマー(「producer=生産者」+「consumer=消費者」)という言葉は聞き慣れて久しいが、企業とその取引企業ではない外部の第三者=消費者が生産過程に参加する社会になったということ(それにはその参加コストの低減やインフラが整備されたことが大きい)もウィキノミクス社会の大きな特徴と言えよう。
- 2007年12月30日に日本でレビュー済みAmazonで購入若干訳文がこなれてなく、特に前半は原書の良さが出てない印象ですが、
重要な本だと思います。
考えを整理する意味で、本の内容に沿って、企業人としての言葉で以下の通り読み替えて見ました。
ウィキノミクスを支える、4つの行動原理:
結局、事業活動を行う際に最もCriticalなリソースである人材と知恵を、
この行動原理を通じて、社外から調達する仕組みが競争力の源泉となる。
(1) オープン性:
ITとは最もRemoteと見られた鉱山会社や、
2000年当時、閉鎖的な企業風土で成長が鈍化したP&Gでの革新事例。
「P&Gの優秀なエンジニア1名に対し、同等の人材が社外には200人はいることが分かった」
(2) ピアリング:
外部コミュニティーと対等な関係で、しかも効果的に協働する能力。
企業情報を公開すべきラインの明確な認識と、プロジェクト管理能力。
IBMは10年で身に付けた。
(3) 共有:
知的財産をオープンにするものとクローズドにするものを分離し、
共有することにより一層価値を高める仕組みを作りつつ、
クローズすべきコア部分をしっかり守ること。
(4) グローバル:
グローバルな調達は単なるコスト削減でなく、スピードと知恵を獲得する手段となる。
グローバルな販売は単なる販売チャネルの拡張でなく、
全く異なるビジネスチャンスへの挑戦を通じた、
技術革新のきっかけとなり、これもBottom Of Pyramid戦略のような、
鋭角的なスピード増と知恵の獲得の手段となる。
ボーイング787の全世界調達の例、
BestBuyのセールスマンのネットワーク化(Web型対話と営業現場とトップの直結)、
中国の二輪メーカーの革新(競合メーカー同士での仕様共通化による部品互換性)。
ウィキノミクスの設計原則:
(1) 混沌を管理すること。リードユーザーからヒントを得て進化を見極めること。
(2) クリティカルマスを達成すること。途中であきらめないこと。
(3) コラボレーションのインフラを提供すること。
(4) エコシステムへの参加者全員が価値を得られること。金銭だけではない。
(5) コミュニティの規範を確立し、従うこと。
(6) 必然より偶然、計画的な作り込みよりも、進化を重視すること。
(7) 天動説から地動説へ、個別企業利益からコミュニティ最適へ。
- 2010年5月20日に日本でレビュー済み必要なのは、素直、柔軟、拡張性。
社内で抱える垂直統合の崩壊にあたり、
外部との協創関係を築く必要性を語る。
実例を解説しているが、とにかく文章が長い。
__________________________________________________________
箱からドアへ
捨てちゃいけないプライドと、
捨ててもよいプライドを吟味することによって道が開ける。
- 2016年9月16日に日本でレビュー済みAmazonで購入それなりに豊富な事例と共に海外でのネット社会の発展について、日本人にとっては驚くべき事実が紹介されています。加えて新しい考え方を紹介している本ですから、将来の経済システムについて本格的に研究するような立場の人は読まないわけにはいかない本だと思います。
でも、ちょっと教養を身に着けたいと思って読む、という人は要注意です。感化されやすく、自分の考えをしっかり持てない人は読むべきではありません。
なぜなら、冷静な研究に基づいて書かれたとは思えない、非常に偏向した内容を含むからです。
目立つのは不愉快な価値観の押しつけです。例えば、音楽を勝手にコピー編集して別の音楽に仕立てるリミックスというものを新しい文化だと言って、著作権にこだわる大手レコード会社を非難し、こきおろしています。が、本来、自分の作品がいじられる事をよしとするか、いじられたくないと思うかはアーティスト一人一人の自由です。この本の著者はそういう人の心を全く無視しています。元の音楽の宣伝になるからいいのだ、という主張をしていますが、根拠が薄く、あまりにも身勝手です。
このような偏向した態度で書かれていますから、内容の信ぴょう性には疑問があります。
例えば、人の57パーセントは創造的だという記述がありますが、創造的であるか無いかの判定基準が書かれていないので、データとして意味を持ちません。フェイスブックで他人の投稿に一言でもコメントを付けて転送したら、その人は創造的であると判定するのでしょうか?
「不特定多数に開かれたもの作り」という紹介から、私は色々な経済システムを想像し、また様々な問題点にも気づきました。読んでみると、経済システムは私の想像の範囲内、一方で私の見つけた問題点に著者は気づいてすらいないようでした。
例えば、ウィキシステムが社会の中心になったら、格差は拡大し、新たなワーキングプアを生むと私は想像しましたが、著者にそのような視点は全く無いようです。
一部将来課題にも言及されてはいますが、良い事ばかり一方的に書かれています。様々な事例が紹介されていますが、本の主題の「不特定多数に開かれたもの作り」に該当するものは、実際にはソフトウェア開発ばかりです。BMWの事例は車載ソフトの仕様に限定されています。ボーイングの事例は飛行機の開発と生産ですが、参加者はサプライヤーに限定されていて「不特定」ではなく、トヨタやホンダが既に行っている方法と本質的な違いを見つけるのは難しいです。
この本は二人の著者によるものですが、一人は狂信的に自分の価値観を押し付ける人でこの本をだいなしにしています。が、もう一人の著者は価値のある冷静な分析を読者に提供してくれています。どの部分をどちらの著者が担当したか、推察しながら読むのも面白いと思いますし、そのように批判的かつ分析的に読める人なら読む価値のある本だと思います。
前述のようにうんざりさせられる事も多いのですが、最後まで読み切った方が良い、という事をアドバイスさせて頂きます。
- 2008年5月2日に日本でレビュー済みAmazonで購入いわゆるWeb2.0の本質について、いくつかの切り口(目次参照)に基づいて議論を展開しているわけですが、内容についてはやや冗長な感じがしました。
また、訳出に違和感を感じる部分が多々あり、何度も読み直す箇所がありました。
本著で述べられているポイントは大きく以下の4点であり、これについてはその通りだと私も思います。
1.従来の囲い込み戦略を取り続ける企業は、オープン化を進める企業や組織に駆逐されるであろうこと
2.マスコラボレーションにより圧倒的多数の英知を活用することができ、開発の速度や品質が大幅に改善される可能性があること
3.マスコラボレーションはグローバルに実現されなくてはならず、それをうまく協調させる仕組みが重要であること
4.製品・サービスのイノベーションに役立つコンシューマー(プロシューマー)を活用することが重要であること
本書が半分以下のボリュームで価格が1500円程度であったならば、星は4つか5つ付けられたかもしれません。費用対効果の観点から今回は3つとしました。
- 2008年12月4日に日本でレビュー済みコンサルタントの2人が書くマスコラボレーションの世界の紹介
インターネット上の不特定多数が参加して作成する辞典wikiを中心に
マスコラボレーションで成り立ってゆく世界の紹介
ベースは、インターネットにより、知の距離が近くなり
ボーダーレスに一挙に破壊された時代にどのような活用が
あるかどうかについて述べています。
インターネットは、ITの世界で、ITの世界だけの出来事ととらえがちですが
、ITは”知”を扱うことから知を中心に大きな変化が起きていることを
述べています。
ボーイングがバリューチェーンにインターネットの威力を使う事例や
鉱山会社が、鉱山情報を公にすることで社内で発見できなかった
鉱脈を見つけたり、ほぼ1章において、1つづつの事例が紹介されています。
3人寄れば文殊の知恵ではありませんが、コラボレーションの力を
利用してさらに上昇してゆく企業と、従前の特許と社外秘で守った
秘伝の技術で勝負してゆく企業とどちらが生き延びるかなど
考えさせられること多の内容です。
パラダイムシフトを伴うこの考えは、使い方を間違えばインターネットへの
情報の漏洩だけで致命的な失敗になりかねないが、パラダイムシフトに
乗り遅れるとやはり、恐竜として旧大陸に置き去りにされる時代に
なったのだなという怖さを感じる内容でした