はてブが携帯電話からの閲覧で強制フィルタリング開始。はてダの強制プライベート化も。
たとえば、
はてなブックマーク - AV女優のヌード画像ください - みんくちゃんねる
http://b.hatena.ne.jp/entry/minkch.com/archives/51402979.html
というURLを携帯電話から閲覧しようとすると、
このページには不適切な表現が含まれる為モバイルでは閲覧できません
http://b.hatena.ne.jp/entrymobile/17257744
と表示される。
携帯電話からはてブを閲覧しようとして、このような表示に出会ったことは、これまで一度もなかった。
はてなブックマーク - 三次の貧乳画像くださいよ - がぞ?速報
http://b.hatena.ne.jp/entry/stalker.livedoor.biz/archives/51579786.html
というURLも、
このページには不適切な表現が含まれる為モバイルでは閲覧できません
http://b.hatena.ne.jp/entrymobile/20113169
と表示された。
逆に、
このページには不適切な表現が含まれる為モバイルでは閲覧できません
http://b.hatena.ne.jp/complex_cat/commentmobile?sid=&eid=23498652&with=favorite&gname=
と表示される携帯URLから、PCのURLを生成してみると、
はてなブックマーク - complex_catのブックマーク - comment
http://b.hatena.ne.jp/complex_cat/comment?sid=&eid=23498652&with=favorite&gname=
が表示される。ざっと見た感じ、どの言葉が「不適切な表現」にあたるかはよく分からない。
また、昨日は、エロマンガ評論サイトとして著名な
酒とエロ漫画の日々。
http://d.hatena.ne.jp/gosplan/
が、いきなりはてな運営から強制プライベート化された。
管理人氏のツイッター(http://twitter.com/gosplan1019)によると、
はてなからのメールによれば「お前のところの記事には問題あるから公開まかりならんのじゃぁボケェ(要約)」なのだが、べつにいつもどおりのレヴュウ書いてただけだぞ。納得いかん。しかも前触れもなんもなく。
http://twitter.com/gosplan1019/status/20320165860
という。
長年、「酒とエロ漫画の日々。」を閲覧してきた限り、「酒とエロ漫画の日々。」が最近のエントリでことさらに「ちんこ」や「まんこ」といった言葉を用いるようになったり、多用するようになったとは、到底、思えない。
はてなが運営方針を急転換したとしたか思えない(以前から、強制プライベート化を可能にするような規約だったかどうかは、実質的な運用がなされていなかった以上、この際問題ではない)。
♯
【8/10追記】
「酒とエロ漫画の日々。(http://d.hatena.ne.jp/gosplan/、現在はhttp://gosplan1019.blogspot.com/に移転)」の強制プライベート化問題について、管理人氏がはてな運営へ問い合わせていた件で、運営側の対応が明らかになった。
いちおう事実関係のみを淡々と記すと、「再確認したら特に規約違反はなかった。同時期に規制した他のダイアリーの巻き添えにしてしまった」だそーです。ほえー。
http://twitter.com/gosplan1019/status/20711711411
はてな運営の説明を素直に信じる人は、どれほどいるだろうか?
はてな運営側は「手違い」という扱いにして、火消しに入った可能性を疑う。
はてな運営の言うとおり「手違い」だとして、
- 「同時期に規制した他のダイアリー」とは、どんなダイアリーで、どのような記述が規約違反にあたったのか。
- 「同時期に規制した他のダイアリー」に対する規制が「酒とエロ漫画の日々。」を「巻き添えにしてしまった」経緯とは、どのようなものだったのか。規約違反にあたる記述の類似性なのか、機械的な誤動作・誤検出なのか、人為的なミスなのか、あるいはもっと別の理由なのか。
- これまで同様の「巻き添え」事例はあったのかなかったのか。あったなら再発防止のためにどのような対応を取ったのか。防止策を取っていなかったなら、どういった理由で取らなかったのか。
こういった疑問点にはてな運営は公開で回答すべきだと思う。
そもそも、規約違反にあたるかどうかの基準が非常にあいまいで、はてな運営の中の人間次第でどうとでもなってしまうところと、強制プライベート化といった強硬手段に出るにあたっても適用基準を明らかにせずに済んでしまうところに問題がある。