弔辞を読んだのは東尾理子夫人
お台場の東京ビッグサイトで8月28日(水)~8月29日(木)の両日、第10回「エンディング産業展」が開かれている。葬儀・埋葬・供養など終活事業に関連する国内最大級の展示会。約160の企業・団体が出展した。
28日の開場と同時にイベントステージで行われたのは、伝統仏教9宗派による合同供養で、頻発する自然災害などの物故者への供養と再興への願いを込めて合同法要を執り行った。
続いてステージでは、俳優・石田純一氏の「生前葬」も実施された。生前葬は社会活動に区切りをつけて親しかった人やお世話になった人に別れを告げるもので、弔辞を東尾理子夫人が読んだ。
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墓石の石材業者、墓地・霊園業者、仏壇やや骨壺などの仏具業者といった葬儀や埋葬に直接、関係する企業はもちろん、資産相続などを扱う終活サービス、エンディング界のM&Aや経営支援、ペット霊園や散骨業者など業界の幅が広がり、そこにDX(デジタルトランスフォーメーション)など業界再編や効率化につながる動きが始まっているのが特徴的だった。