米Appleが発表した「iPhone」の最大の特徴は「ソフトウエアによって電話の使い勝手を革新したこと」（同社のSteve Jobs CEO）。1月9日（米国時間）の「Macworld San Francisco」基調講演でJobs氏自らがデモしたiPhoneのユーザー・インターフェース（UI）を，13本の動画を使って解説しよう。
●→【中編】：留守電管理，SMSなどメッセージング関連のデモを紹介
●→【後編】：iPhoneアプリケーション最大の目玉「Googleマップ」を紹介

動画1：iPhoneの画面から瞬時にiPodアプリケーションが起動

　3.5型のタッチパネル式液晶モニタを搭載するiPhoneは，Mac OS XをカスタマイズしたOSを搭載しており，GUIとタッチパネル操作で電話機能を利用できるだけでなく，現行のiPodを上回る音楽/動画/静止画再生機能や，Webブラウザの「Safari」，「Googleマップ」などのアプリケーションを搭載する（関連記事：「電話を再発明する」---Jobs氏がMac OS X搭載の携帯電話機を発表）。動画1は，iPhoneの画面からiPodのソフトウエアを起動したところ。iPhoneの画面には，様々なアプリケーションのアイコンが並んでおり，それらを指でタッチするだけで，アプリケーションが即座に起動する。

動画1●iPhoneの画面から瞬時にiPodアプリケーションが起動 [画像のクリックで動画を再生]

動画2：希望のアルバムを指でタップするだけで音楽を再生

　動画2は，iPodアプリケーションでアルバム・リストをスクロールしているところだ。iPhoneではタッチパネルを指でなぞると，画面がスムーズにスクロールする。iPodアプリケーションで希望のアルバムを指でタップすると，音楽がすぐに再生される。

動画2●希望のアルバムを指でタップするだけで音楽を再生 [画像のクリックで動画を再生]

動画3：CDジャケットを使ったアルバム・リストを指でなぞってスクロール

　今度はiPhoneを横にして，CDジャケットの画像ファイルを使ったアルバム・リストをスクロールしている（動画3）。文字のリストと同じように画面を指で横になぞると，アルバム・ジャケットがスクロールしていく。

動画3●CDジャケットを使ったアルバム・リストを指でなぞってスクロール [画像のクリックで動画を再生]

動画4：いよいよJob氏がiPhoneで電話

　動画4は，「世界で最初の，iPhoneを使った公衆通話」（Jobs氏）の模様。iPodアプリケーションと同じように，iPhoneのコンタクト・リスト（電話帳）も指でスクロールできる。電話をかけたい相手をコンタクト・リストをスクロールして探し出して指でタップすると，その人の顔写真や最大3個の電話番号，電子メール・アドレスが表示される。電話番号をタップすると，電話のアプリケーションが起動して通話が始まる。

動画4●いよいよJob氏がiPhoneで電話 [画像のクリックで動画を再生]

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