ネトフリ、「ストレンジャー・シングス」玩具開発へ ジャズウェアズと
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米ネットフリックスは、人気縫いぐるみ「スクイッシュマロ」を手がける玩具メーカーのジャズウェアズと初のマスターライセンス契約を結び、大ヒットSFシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」を題材にした玩具を開発する。写真はキャストら。ロサンゼルスで2022年5月撮影(2025年 ロイター/MARIO ANZUONI)
[29日 ロイター] - 米ネットフリックス(NFLX.O)は、人気縫いぐるみ「スクイッシュマロ」を手がける玩具メーカーのジャズウェアズと初のマスターライセンス契約を結び、大ヒットSFシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」を題材にした玩具を開発する。
対象はフィギュアや乗り物玩具、コスチューム、縫いぐるみなどで、ネットフリックスのコンシューマープロダクツ担当副社長のジョシュ・サイモン氏は「(制作を手がけるマット、ロスの)ダファー兄弟は1980年代のノスタルジアとポップカルチャーに触れており、素晴らしいキャラクターが詰め込まれた、信じられないほど豊かな世界を作り上げた」とし、「グッズと商品制作の観点からも、私たちは同じレベルの物語の伝承と細部へのこだわりをファンに届けたいと考えている」と述べた。
作品は1980年代の食べ物や音楽、ファッションへのノスタルジックな要素を採り入れ、ネットフリックスで最も人気のあるシリーズの一つとなった。
ネットフリックスはストレンジャー・シングスの商品化戦略を、「イカゲーム」などの作品にも応用。開催中の独ニュルンベルクの玩具見本市では23日、尾田栄一郎氏の人気漫画をネットフリックスが実写化した「ONE PIECE」を題材にした玩具を開発するためにデンマーク玩具大手レゴとの提携を発表した。
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