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斜陽産業…スキー、スノーボード業界について!マクロ経済的視点での復活を考える!|小口潤一郎 〜経済と社会を語る〜
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斜陽産業…スキー、スノーボード業界について!マクロ経済的視点での復活を考える!

画像は私が7年ぶりにゴブ斜面を滑ってる切り抜きです。見る人が見たら分かる下手くそ加減が分かると思います😫

今回はスキー、スノーボード業界の話になります。マクロとミクロで話そうと思います。そして、今回はマクロの話になります。

プロフィールにある通り、かつて大怪我をしてしまいスキーが出来なくなったと書いていましたが、去年の人間ドックで血糖値にちょっと危機感を覚え…😨去年のGW明けからダイエットを始めました。そして何とか最大で14キロ以上減らす事に成功し、現在は12〜13キロ減のところでキープしてます。ダイエットしてる途中で「これなら年数回とかの軽く滑る程度なら復帰しても良いのでは?」と考えケガから約7年を経て復活しました。
滑り出してからなるべく避けていたスキー関連の動画やら情報検索したら、最近のYouTubeはスゴイですね。関連動画がそればかりになりました(笑)

さて、スキー、スノーボード人口を見ると最盛期の1800万人から現在出てる数値は500万人を下回り400万人台になっています。これはボードも含めてこの数字です。

上記のグラフを見ると分かる人には分かると思いますが…

景気と連動してるのが分かると思います!

小泉竹中路線、消費税増税、リーマンショック、東日本等の景気に影響を与える事象があれば必ず数値が落ちてます。注意して欲しいのはすぐ影響が出るわけでは無く、翌年、翌翌年に影響が出てたりします。当たり前ですが、景気に何かあってもすぐに影響が出るわけでは無く徐々に蝕むからです。そして、ヤバいのは…

落ち込んだ後、人が戻ってない!ということです😫

そのまま右肩下がりを続けています。他の経済指標であれば落ち込んだ後、しばらくすると元に戻り始めたりしますが、それが起きていません。起きてるのはコロナ禍の直後くらいです。ここから言えることというのは…

何かあったらスキー、スノーボードは真っ先に切り捨てられる存在😫

でしかないことの表れです。それはそうです。収入が減ったらまずこういった金の掛かる娯楽から切り捨てるからです。

では我々スキーヤー、ボーダーはどうすれば良いのか?まずはマクロな対策として…

減税や積極財政を訴えている政治家を当選させ、緊縮財政を訴えている政治家を落選させる必要があります!

むしろ、スキー、スノーボードを愛するのならば積極財政を他の方よりも積極的に訴えなければいけないとすら思えます。ただ、どういった観点で応援すれば良いのか分からない方もいると思いますので、以下に必要な観点とその理由を羅列していきます!

1.消費税減税や廃止、社会保険料の減免などを訴えて国民の可処分所得を上げようとしている訴えている人や政党

そもそも国民にお金が無ければスキーなんて出来ません!用具、移動費、リフト代等々…非常に金の掛かるスポーツです😫我々の可処分所得を増やしてくれる人を当選させましょう!それと消費税というのは…

スキー場経営に大きな損失を与えます!

実は消費税というのは消費者からの預かり金と思ってる方が多いですが、実態は…

売上に掛かる税金、いわゆる売上税になります!

どういう仕組みになってるかをざっくりですが、スキー場のリフト券の売上で考えます。

リフト券を税込5000とします。そしてスキー場経営に3000円の経費が掛かっていると考えます。消費税の納税というのは経費を支払った際に業者等に渡しているという前提での仕組みになっていますので、この場合のスキー場の消費税の支払いは経費の3000円の10%分を売上の10%から引いた金額を支払います。上記の取引で(5000×0.1)-(3000×0.1)=200円を売上から支払うことになります。そうなるとスキー場側の利益はこうなります。5000-200-3000=1800円となります。
さて、ここでお客さんが割引券を使ってリフト券を4500円で購入したらどうなるでしょうか?経営はもちろん3000円のままです。上記の計算を4500円に変更して計算してもらえれば分かりますが、利益は…

1800円から1350円にまで減ってしまいます!

まだ上記の例は利益が出ているので良いのですが、消費税というのは売上に掛かります。リフト券の売上が下がり、経費がかさめば当然赤字に転落します。しかし、消費税というのは…

赤字でも支払わなければならない税金です😨

納税で破産もあり得ます。直近の例で行くと給食業者のホーユーが破綻しましたが、その最後の一撃は…

消費税の支払いでした😫

とにかく消費税というのは…

鬼畜な税なのです🤬💢💢💢

2.公共インフラの拡充を!

スキーヤー、ボーダーのほとんどの人が車でスキー場に向かいます。高速道路や通常の道路を積極的に使う我々は公共インフラの拡充を訴える人を当選させる必要があります。もちろん鉄道網も必要です!電車とバスで向かう人もいますので!
特に直近の事例でも八潮市で道路崩落事故が起きています。あのような市街地ですら起きています。スキー場なんて基本的に僻地です。このままのインフラ整備の状況では何が起きるか本当に分かりません😨

3.政府は地方交付金を増やし各地方自治体を助けよ!

スキー場はその地域の冬の大きな収入源になっている所も非常に多いです!スキー場経営を完全に民間に任せてしまえば今のような状況が続けば経営は成り立ちません。スキー場が無くなればそこの雇用が消えますし、周辺の宿屋や商店も経営が出来なくなるなどの負の連鎖が発生します😫スキー場というのは公共物でもあります。電車やバスと同じで人が乗らないからと廃止してしまえば余計に荒廃していくのと同じです。ですから、政府は地方交付金を増やし自治体がスキー場を助けられるようにすべきです!

4.ムダの削減!とか言う人の言葉には必ず反対せよ!

良く政府はムダな…とか言う人がいますが、この言説にスキーヤー、ボーダーは乗っかってはいけません!なぜなら…

スキー、スノーボードそのものが生きる上で必要条件では無いからです!

現に7年間滑ってませんでしたが、私は生きています。でもスキーヤーやボーダーの方々は決しで…

ムダとは思ってないはずです!

でも世間一般から見たらムダになってしまいます。別の事柄に乗っかってそういう意見に同調してしまえば次の対象者は…

スキーヤー、ボーダーかもしれません😫

以上がマクロ的に対策になります。細かい事を言えば他にもありますが、大きな指標としてはこのくらいで良いかと思います。今までの提言を一言で言ってしまえば…

政府は景気を良くするための財政出動をせよ!

という事になります。ここまで言ってなんですが、ちなみにこれってスキー、ボード関係無く実は…

全ての業界に言える話でもあります!

それとここまで必ず財源は?という意見が出ると思いますので、軽く触れます。財源は…

国債発行です!

というより国家にとって財源は…

国債以外は存在しません!

じゃあ税金って何なのって話ですが、色んな役割はありますが、大きな目的は以下の3つになります。

・景気の調整
・政策の実行手段
・貨幣を流通させる目的

というのが役割です。どうしてそうなるかの説明はここでは割愛しますが、税が財源にはならない証拠の説明だけします。
例えば2024年度の税を納める時期はいわゆる確定申告の時期の2025年の3月に納めます。ところが2024年の予算は2024年の4月に執行されています。つまり…

税金というのは後払いで先に政府が支出しないと払えない仕組みになってます!

これをスペンディングファーストと言います。

このようにまずはマクロな経済対策をしないと…

スキー、ボード業界の斜陽化は止まらないでしょう!なので、まずは景気対策です!

さて、ここまで話ましたが、実はこれだけでは業界の復活は難しいと考えます。次回はミクロの対策について説明したいと考えます。

最後まで読んで頂きありがとうございます😊

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