日本のM&A（合併・買収）で「同意なし」が新常態になってきた。カナダのアリマンタシォン・クシュタールのセブン&アイ・ホールディングス（HD）買収計画、ニデックから牧野フライスへの事前接触なきTOB（株式公開買い付け）提案、さらには台湾電子部品大手、国巨（ヤゲオ）による芝浦電子の完全子会社化の方針発表。共通するのは衆人環視で交渉を進めるスタイルだ。これを「敵対的」と呼ぶか「友好的」と考えるかは、買…