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物理講義 (講談社学術文庫 195) 文庫 – 1977/10/7
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- 本の長さ218ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1977/10/7
- 寸法10.8 x 0.9 x 14.8 cm
- ISBN-104061581953
- ISBN-13978-4061581951
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1977/10/7)
- 発売日 : 1977/10/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 218ページ
- ISBN-10 : 4061581953
- ISBN-13 : 978-4061581951
- 寸法 : 10.8 x 0.9 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 346,999位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,104位講談社学術文庫
- - 1,973位物理学 (本)
- - 73,123位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
お客様のご意見
お客様はこの講義について、分かりやすい語り口で読みやすく、京都弁も出てきて読みやすいと評価しています。また、物理の裏話的読み物として面白いという意見もあります。ただし、3日目の講義は相対性理論と量子力学の素養がないとついていけない点や、3日目の講義が難しいという点も指摘されています。
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お客様はこの講義の語り口について高く評価しています。分かりやすい語り口で、京都弁も出てきて読みやすく、相対性理論と量子力学の知識がないとついていけないという指摘があります。一方で、3日目の講義は難しいと感じているようです。
"数学の理解が伴わなくとも、マクロな古典力学の世界から、時空に拡張した相対性理論、ミクロの量子力学へと、超一流の物理学者の語り口はとてもやさしく、饒舌です。普段は物質とは何かなど考えもしない読者にこそ目からうろこの一冊。" もっと読む
"日大で全国の物理専攻の大学生、院生をあつめての3日間にわたる講義を忠実に採録したもの。京都弁も出てきて読みやすいが、相対性理論と量子力学の素養がないとついていけない。特に、3日目の講義は難しい。..." もっと読む
"高校時代、理系(物理学)に進みたい、と思ったことがありますが、結局、文系(経済学)に進みました。本書の分かりやすい語り口を読んで思ったことは、文系も理系も本質的には大差ない、ということです。湯川さんのやっていることは、理系とは言うものの、頭の中の思考です。日本語で考えたことを日本語を使って..." もっと読む
上位レビュー、対象国: 日本
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- 2023年12月19日に日本でレビュー済みAmazonで購入数学の理解が伴わなくとも、マクロな古典力学の世界から、時空に拡張した相対性理論、ミクロの量子力学へと、超一流の物理学者の語り口はとてもやさしく、饒舌です。普段は物質とは何かなど考えもしない読者にこそ目からうろこの一冊。
- 2019年7月3日に日本でレビュー済みAmazonで購入湯川さんの「深い知識」「感性が感じられる」とても気に入った面白い本です。
- 2020年3月13日に日本でレビュー済みAmazonで購入レビュー数からするとあまり読まれていないのだろうか。
本書は1974年(昭和49年)、日大理工学部において都近郊の主に院生以上を対象に行われたものです。
いわゆる一般的な物理概論的話のまとめではありません。
時代的には量子色力学が活発に研究されていた頃。
目次を見ればわかる通り、素粒子論を含めた量子場・相対論まで含んだ話で、複雑な数式は出て来ませんが、受け手に交換子、計量テンソルなどの知識があることが前提になっています。
主な話題は、ニュートン以降、場の量子論に至るまでの時空構造の研究の歩みです。
一番の読みどころは、研究者・研究というもののリアルな描写にあるのではないでしょうか。
誰も答を知らない領域をウンウン唸りながら試行錯誤しつつ進んでいく。
研究者を目指そうと考えている人はもちろん、仕事で悩んでいる人にも何らかの示唆を与えてくれると思われます。
答の用意されていない未知の領域を進むということは、それがどんな分野であろうとも、失敗を重ねることが多い大変なことなのです。
後から結果について行く者はそこに目を向けないが。
また、単純に示された結果だけを鵜呑みにするのではなく、それがどんな過程を経て生み出されてきたのか、その背景を知ることの大切さも語られています。
当たり前と受け止めていることが、背景に意外に深い意味を持っている。
(これは朝永先生の量子力学Ⅰ・Ⅱの解説法にも通じるものがあります)
最後の数ページを割かれている非局所場についての考察も面白いです。
あまり話題になることはないが、この当時すでに場の量子論の限界について考えていた人が多数いる。
氏の本来の仕事からすれば付録的な、しかし価値は多大な、こんな講演録が残っているのは財産ですね。
余談ですが
今では当たり前のように学ぶベクトルや行列を含めた線形代数は、1880年頃から出てきた比較的新しい概念です。
現代ではCGの処理で価値が見直されているクォータニオンの方が先に考えられ重用されていました。
- 2013年10月31日に日本でレビュー済みAmazonで購入日大で全国の物理専攻の大学生、院生をあつめての3日間にわたる講義を忠実に採録したもの。京都弁も出てきて読みやすいが、相対性理論と量子力学の素養がないとついていけない。特に、3日目の講義は難しい。
みかけの力と本当の力の説明で、万有引力を本当の力と書いているが、このときの本当の力という意味は相互作用を意図している。重力も力ではなく相互作用である。
- 2018年9月28日に日本でレビュー済みAmazonで購入'49年、“中間子論”の業績により、日本人で初めてノーベル賞を受賞し、当時戦後焼け野原が残る日本に勇気を与えた湯川秀樹。本書は、'74年日本大学で物理学専攻大学院生向けに行われた3日間の講義を書籍にしたもの。話し口調であるため、ところどころ関西弁なのも、個人的には面白いです。湯川自身、どうやらアインシュタイン等の近代物理学者よりも、その着想の独創性についてニュートンにとても敬意を払っているように映ります。ニュートン力学によると、質量mの質点が半径rの軌道上を角速度ωで回転するときの、角運動量はmr^2ωで与えられるのでありますが、これを原子核の周りを回転する電子に当てはめてr→0とすると角運動量がゼロとなってしまいます。当然、現実にはゼロではないのですが、そこから、電子のスピン角運動量の話を展開したり、ニュートンの時代のヨーロッパのイギリス(島)と大陸派の物の考え方の違い(大陸派は近接力に信仰的で、ニュートンが思いついた万有引力は遠隔力)の話等もとても興味深いです。
- 2019年2月14日に日本でレビュー済みAmazonで購入高校時代、理系(物理学)に進みたい、と思ったことがありますが、結局、文系(経済学)に進みました。本書の分かりやすい語り口を読んで思ったことは、文系も理系も本質的には大差ない、ということです。湯川さんのやっていることは、理系とは言うものの、頭の中の思考です。日本語で考えたことを日本語を使って(多少。数式や図を使いますが)表現しているにすぎません。だったら文系と理系の区別はありませんね。どちらも言葉です。
著者は、「すでに創・られた物理学」と「これから創り出す物理学」との区別を強調している。(54頁)
湯川さんの研究方法・思考方法は、例えば、ニュートンが色々と試行錯誤した途中過程に添いながら、湯川さん自身も悩み苦心を重ねていくということを絶えずされていたように思う。
125頁にシュレジンガーの猫の話が出てくる。青酸カリを用いた実験に猫を使うという話だ。「猫」だなく、「黄色人種」を用いた核実験(原爆の使用)が、広島、長崎だ。喩えであれ、生き物を物理の実験に使ういうあたりに、核開発に関わった物理学者の倫理観のけつじょが表れているのではないか!
- 2009年4月25日に日本でレビュー済みこの本は湯川先生の体験してきた物理が書かれています。
この本を読むと自分が物理を学ぶのにヒントになることが得られるかもしれません。後半は、専門で物理をやってる人じゃないとけっこう大変かもしれないですが、前半はみんな楽しく読めると思います。
- 2012年3月6日に日本でレビュー済みニュートンの『プリンキピア』、ガリレオの『天文対話』、またはアインシュタイン、シュレディンガー、ボーアなどの原論文、これら物理学史に名を残す文章に触れることの価値を否定する人はいないだろう。先人たちが新しい学問を確立するために――ときに混乱し、今日からすれば必要以上に回り道をしながら――辿った軌跡を知ることは、読み手にとって素晴らしい財産になる。
それでも、これらを実際に読んだ人はほとんどいないだろうし、自分の専門外となればなおさら。そうした人にとって、本書はひとつの助けになる。彼らがどのような主張をし、逆にどんなところで混乱したのか、湯川秀樹が親しみやすい京都弁で語ってくれる。
本書は、湯川が大学院生相手に3日間に渡り行った講演の記録である。題名は「物理講義」だが、正確には「物理についてあれこれお話する」とでも言うべき内容である。例えば、『プリンキピア』を読んで、質点と剛体について思いを馳せる。ニュートン力学は「質点」を出発点のひとつとするが、『プリンキピア』には質点という言葉は出てこない、むしろ原子論的に剛体を扱っていて、質点と剛体では回転の自由度が異なるために物理的にはまったく別物なのに云々、「まあ、こんなことを考えていたら試験は全部落第になるだろうし、考える必要もないと思いますが、私はずいぶん気になりましてね」といった具合に。
学生時代にハイゼンベルグの論文を読んで、しかし彼の論文はひどく難しい、まったくわからないのだが、数年後に出たシュレディンガーの論文は大変にわかりやすい、後にこれらはまったく同義であることがわかるわけで、といったように、湯川の生きた時代がまさに量子力学の確立〜素粒子論の黎明期であったことを示す挿話には改めて驚く。量子論に確率が含まれることに不満であったアインシュタインが、その原因を量子論の不備と考え、ボーアらと論争したことは有名であるが、ほかにも、ハイゼンベルグは世界の中心的秩序は対称性だと考え、また誰々は、といったように、学問として整理される場合にはすべて削ぎ落とされてしまう、しかし魅力的な一面を知ることができる。
聞き手がそれなりの基礎知識を持っていることを前提としているが、補遺がかなり丁寧に書かれているし、そもそも厳密に理解できないと論旨を見失うような話し方はしていない。