ページ数のわりには取り上げられている内容が幅広い。その分、それほど奥深くまでは掘り下げられていないが、そもそもこのページ数では無理な話であるし、「入り口からある程度のところまでの道先案内」と言う役目に徹していると言う点ですばらしい。
「ソースコードリーディング」と言うテーマの中で、他の様々なテーマに繋がる様考慮して書かれており、中級JavaプログラマにとってのGateway的役割を果たしてくれると思う
(特にJMXやJavaCCについてこのレベルで紹介&解説されている本と言うのはほとんど無いと思う)
この本で何かが完結するのではなく、オープンソースJavaプロダクトを自分で読解しながら、自らスキルアップして行くと言うプロセスを確立し、今後のJava技術者としてスキルを維持して行くためのスタートが切れる書籍である。
補足だが、この本を読むにあたり、
・UML
・デザインパターン
についての基礎スキルと若干の適用経験があった方が良い。本書内でも軽く触れられているがあくまで参考程度であり、適用経験が無いとなかなか理解が難しいので本書内で紹介されている参考文献と合わせて読む事をオススメする。
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ソースコードリーディングから学ぶ Javaの設計と実装 大型本 – 2006/11/29
WINGSプロジェクト 佐藤 匡剛
(著),
山田 祥寛
(読み手)
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JAVA PRESS連載別冊
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社技術評論社
- 発売日2006/11/29
- ISBN-10477412950X
- ISBN-13978-4774129501
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商品の説明
著者からのコメント
JUnit、Struts、Eclipse、Tomcat、Spring Frameworkなど、
Javaの有名オープンソースプロダクツのソースコードをオブジェクト指向の観点
で読解。活きたソースコードの中から、設計や実装のノウハウを学びとります。
さまざまなソフトウェアの設計図がつまった、デザインブックとして読むことも
できます。また読者が自分でソースコードを読んでいけるように、ソースコード
リーディングの手法も解説します。
Javaの有名オープンソースプロダクツのソースコードをオブジェクト指向の観点
で読解。活きたソースコードの中から、設計や実装のノウハウを学びとります。
さまざまなソフトウェアの設計図がつまった、デザインブックとして読むことも
できます。また読者が自分でソースコードを読んでいけるように、ソースコード
リーディングの手法も解説します。
登録情報
- 出版社 : 技術評論社 (2006/11/29)
- 発売日 : 2006/11/29
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 288ページ
- ISBN-10 : 477412950X
- ISBN-13 : 978-4774129501
- Amazon 売れ筋ランキング: - 762,091位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 15,929位電気・通信 (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2007年3月4日に日本でレビュー済みAmazonで購入
- 2009年8月5日に日本でレビュー済み第4章のStruts関連の説明が非常に分かりやすいです。Front、Pageコントローラーについては何となく使っているケースが多いのではないでしょうか?
各章ともにプログラムを作っていく際の根底ともいえる考え方を既存のソースを元に解説されておりますので、プログラム作成パターンを身につけて短期間に実力を伸ばすことができると思います。
最後の章の「ソースコード読解の手法」については言語に関わらず必読だと思いました。
- 2007年5月19日に日本でレビュー済みオープンソースを語る上でまずはじめにつまずくのは情報の入手のしずらさです。
マニュアルなど存在しない世界でオープンソースを利用するまたは作る立場の人たちにも
この本は有意義なんじゃないかと思います。前提としてデザインパターンの知識が必要です。
開発者よりもプロジェクトをマネージングする立場の人に読んでもらいたい本です。
- 2007年1月14日に日本でレビュー済み本書では様々な種類のプロダクトについて、どんなデザインパターンが使われており、どのように実装されているかを解説しています。また、リフレクションやプロパティファイルの読み込みなど様々なJavaの技術がどのように使われているかも解説しています。
各プロダクトについてチュートリアル的な説明が書かれているため、プロダクトのことを知らなくても読み物を読んでいるような気持ちで読み進められるのがすばらしいところです。