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大規模再開発プロジェクト「天神ビッグバン」の一環として、大型複合ビル「ワン・フクオカ・ビルディング(ONE FUKUOKA BLDG.)」、通称「ワンビル」が福岡・天神に新たに誕生。2025年4月24日(木)より開業する。
西日本鉄道が進める「福ビル街区建替プロジェクト」は、長く愛されてきた“福ビル”こと福岡ビルに加えて、天神コアビルと、天神ビブレのある天神第一名店ビルの3つのビルを解体・一体化し、大型複合ビル「ワン・フクオカ・ビルディング」として生まれ変わらせるプロジェクトだ。
新たに誕生する「ワン・フクオカ・ビルディング」は、地上19階、塔屋1階、地下4階で構成。地下4階・3階を駐車場、地下2階から地上4階までを商業店舗、5階を食堂、6階・7階をスカイロビー、8階から17階をオフィスにして、18階・19階には宿泊施設「ワンフクオカホテル(ONE FUKUOKA HOTEL)」が開業する。
「ワン・フクオカ・ビルディング」商業エリアには、ファッション、ライフスタイル・カルチャー、グルメなど126店舗が出店。九州初出店・新業態は60店舗で、福岡県内唯一店となる22店舗を加えると全体の6割以上が、“ワンビル”だけで楽しめる店舗となっている。
注目は、日本最大級の広さを誇るシャネル(CHANEL)の新ブティックだ。店舗は地上1階から3階までの3フロアで構成され、レザーグッズやアクセサリーをはじめ、日本屈指の品揃えを揃えるシューズなどがラインナップ。プレタポルテサロンも併設される。
1~4階にはメンズ、ウィメンズのアパレルやコスメショップ、ファッション雑貨店などが集結。例えば1階にはミュシャ(MUCHA)やヴァレクストラ(Valextra)がオープンするほか、2階にはナイキ(NIKE)やサロモン(SALOMON)、カラー(kolor)、さらにはメゾン キツネ(Maison Kitsuné)とカフェ キツネ(Café Kitsuné)が並んで九州初出店する。
3階には、東京・青山のアートセンター「スパイラル(SPIRAL)」が九州初上陸。アートを軸にショップ・カフェ・ギャラリーを備えた新しい複合ショップを展開する。
また、同フロアには中川政七商店(Nakagawa Masashichi Shoten)の九州最大級の新店舗もオープンする。
また、4階はスノーピーク(Snow Peak)やキーン(KEEN)、コロンビア(Columbia)といったスポーツ・アウトドアブランドのほか、蔦屋書店やスターバックス(Starbucks Coffee)も店舗を構える。
中でも、天神初となる「福岡天神 蔦屋書店」では、書籍を中心にライフスタイルを提案するような品揃えを展開。店内にシェアラウンジも備え、仕事やカフェ利用など、様々な用途で使うことのできる空間となる。
充実した飲食店も要チェック。5階には天神地区最大級となる食堂「天神福食堂」がオープンし、健康的でおいしい食事を提供するほか、館内にはタリーズコーヒー(TULLY'S COFFEE)をはじめとする個性豊かな10店舗のカフェが出店する。
ちなみに、ワンビルの飲食店舗の総客席数は約1800席と、天神地区最大級のキャパシティに。気軽に利用できる約180席の休憩スペースを備えるほか、館内の至る場所にアート作品を配置するなど、待ち合わせやビジネスシーンにも活躍する空間を目指した。
福岡で長年愛されてきた洋食レストラン「ロイヤル」、そして名称を変えて営業を続け、2024年2月に閉店した「コンチネンタルカフェロイヤル」の系譜を継ぐ新たなレストラン「ザ コンチネンタル ロイヤル&ゴウ」が1階に開業。「ロイヤル」らしさは踏襲しつつも、「アジアベスト50」にも選ばれた福山剛をシェフに迎えて、気軽に楽しめる洋食を提供。ワインやビールと一緒に洋食を楽しめる、“ビストロノミー”スタイルのレストランとなる。
加えて、地下1階には人気レストランの料理を楽しめるフードホール「イイト テンジン(iiTo TENJIN)」と、地元の名店や全国区の人気店を“はしご”できる飲食ゾーン「天神のれん街」を展開。“博多もつ鍋”やオムライス専門店、寿司酒場、フレンチビストロなど、多彩なジャンルの店舗が集う。
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