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米Googleは11月14日(現地時間)、同社のクラウド上でいわゆる「ビッグデータ」を分析する企業向けサービス「Google BigQuery Service」のプレビュー版を公開したと発表した。正式版は有料になる見込みだが、現在は無料で利用できる。
BigQueryは、同社が2010年の開発者向けカンファレンス「Google I/O」で発表したクラウド分析サービス。これまでは一部の企業を対象にクローズドなプレビュー版を提供していた。
ユーザーはGoogleのクラウドストレージサービス「Google Cloud Storage」に分析したいデータをアップロードし、Webブラウザ経由で分析できる。同社は10月にクラウドデータベース「Google Cloud SQL」を公開しているが、BigQueryはデータベースではなく、大容量のCSVデータの分析に向いているという。同サービスでは、テラバイト級の、数兆件のデータを含むファイルを分析できるとしている。
分析はWebブラウザ経由だけでなく、RESTベースのAPIで利用できる。さまざまな機能がライブラリに用意されている。一般公開にあわせ、REST APIで複数のジョブをバックグラウンドで稼働させられるようになった。
正式版の公開予定は明示されていないが、Googleは同サービスを有料の正式版にする少なくとも30日前にプレビュー版のユーザーに告知するとしている。
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