ロシアのプーチン大統領は27日、3年前のウクライナ侵攻開始以降で初の欧米主要国との交渉になった18日のトランプ米政権との高官協議について、対米関係回復に「希望を抱かせるものだ」と評価した。モスクワで連邦保安局幹部らを前に演説した。
プーチン氏は、ロシア軍の日々の勝利によってウクライナなどを巡る真剣な対話を開始する条件が整ったと主張。一方で米ロの交渉再開が全ての人を満足させているわけでなく、欧米の一部エリートは不安定を維持しようとしていると指摘し、対話をつぶすような動きは阻止しなければならないと強調した。(共同)