ゴールデンスピリット賞を受賞した巨人・菅野智之(画面)と選考委員ら(右から2番目は栗山英樹氏) 今オフ巨人から海外FA権を行使し、来季から米大リーグ・オリオールズでプレーすることが決まった菅野智之投手(35)が26日、社会貢献活動に積極的なプロ野球関係者に贈られる「第25回ゴールデンスピリット賞」を受賞。海外に滞在しているため、都内で行われた表彰式にはオンラインで出席した。
「何事も続けることが一番大事だと思っていますし、何よりもこういう賞に選んでいただき、さらなる認知度が上がっていけば、僕もここまで続けてきた意味があるのかなと思っています。来年以降、舞台は変わりますけど、こういう社会貢献活動もアメリカでいろいろ勉強していきたい」
菅野は2015年に「菅野基金」を設立。成績に応じて日本介助犬協会に支援金を寄付するなどの活動が評価された。来季から活躍の舞台を米国に移す右腕は「こうやってスタートラインに立つことができ、強いチームに必要としてもらった。チームはなんとかプレーオフで勝ってワールドチャンピオンを、と強く言っていたので、なんとかそこの中心にいられるように。1年間ローテーションをしっかり守って、契約してよかったなと思われるような活躍をしたい」と意気込んだ。