東北大学は、SLAC国立加速器研究所のジェローム・ビラー・ヘイスティングス教授に「東北大学国際功労賞・特別賞」ならびに「特任教授（客員）」の称号を授与し、1月15日の授与式では冨永総長より表彰状などが手渡されました。

ヘイスティングス教授は、X線自由電子レーザー（XFEL）の開発と応用において重要な役割を果たし、2024年に東北大学青葉山新キャンパスで本格稼働を開始した3GeV高輝度放射光施設「NanoTerasu」の実現に多大な貢献をされました。さらに教授は、東北大学が主催する世界主要放射光施設サミットの議長を務め、国際的なネットワークの拡大と東北大学の国際的プレゼンス向上にも大きく寄与しました。

東北大学はこれらの功績を踏まえ、国際的に活躍する東北大学関係者を顕彰する「東北大学国際功労賞」、ならびにナノテラスの推進と本学におけるナノテラスを活用したイノベーションエコシステムの形成のための助言等を行う「特任教授（客員）」の称号を授与しました。

授与式には、冨永 総長のほか、大野 英男 総長特別顧問（前総長）、植木 俊哉 理事・副学長（総務・国際・学術資源担当）、湯上 浩雄 副学長（グリーン未来創造・復興新生・ナノテラス共創担当）、高田 昌樹 総長特別補佐（研究担当）が出席しました。

左から｜冨永総長、ヘイスティングス教授

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