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幸せへのセンサー Audible版 – 完全版

4.4 5つ星のうち4.4 106個の評価

「幸せってそもそも何でしょう? 59年間生きてきてわかった、幸せっていうのは、つまりこういうことじゃないか。こういう考え方をしたら自分にとっての幸せがどういうものかわかってくるはず。ということを、お話ししてみます。」吉本ばなな

幸せはオーダーメイド。
いつでも、自分に合わせた形で取り出せる。

・何が耐えられて、何が耐えられないか。自分の体のセンサーを信頼する
・周りに合わせながらも「自分は本当はこう思っている」ということはわかっておく
・普段は仮面をかぶって、自分らしさは家族や友人など少数の人に発揮する
・シュミレーション通りに行かないことを情熱を持ってどんどんやってみる
・誰と何をしたか、いちいち人に言わない。自分しか知らないことを作る
・弱っている時は、優しい言葉で話せる人、気持ちが安らぐ人と過ごす

構成:瀧晴巳
イラスト:ウィスットポンミニット

登録情報

再生時間 2 時間 27 分
著者 吉本 ばなな
ナレーター 千葉 雄大
配信日(Audible.co.jp) 2023/12/15
制作 Audible Originals
フォマット オーディオブック
バージョン 完全版
言語 日本語
ASIN B0CNX9C8DW
Amazon 売れ筋ランキング - 1,526位Audibleオーディオブック (Audibleオーディオブックの売れ筋ランキングを見る)
- 11位文学論
- 12,594位エッセー・随筆 (本)

カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
106グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2024年9月29日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    やっぱりばななさんの物事の見方が凄かったです。自分の体をもっと信頼しようと思えました。欲の話や自分を受け入れる話も改めて考えさせられました。とってもオススメです!
    9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年5月14日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    この本に出会えてよかったです
    ありがとうばななさん
    これから先何度も読み返します
    13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2025年1月17日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    周りにあわせながらも自分の感覚を決して手放さない、自分の感覚をスルーしない、自分の心の声を大切にすること、何が耐えられて何が耐えられないか、何が好きで何が嫌いか、作者の幸福論ともいえる内容だが一番いいたいことは自分の感覚を失わないことのような気がする。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年7月4日に日本でレビュー済み
    まさにタイトルに「幸せ」という文字があるように、吉本ばななさんによる幸せについてのお話。もともとAudibleの方から出たものを文章にしたという、その出自もちょっと変わっていて、面白いなと思います。色々なことにチャレンジされていてすごいですよね。

    これまでも幸せや人生についてはたびたび本に書かれていますし、エッセイや小説なんかでももちろんそういうテーマは取り上げられています。でも、今回の本はまさに幸せということについてこれまでの、ばななさんの経験や考えてきたことをまとめたものという感じですね。色々なところで書かれたものの集大成というか、まあ、本人はまだまだ書き足りない部分はあるようですが、それでも、なんだかとても癒される。幸せの形がまるでふわっと少し輪郭が見えてくるようなそんな感じ。ポジティブに生きようとか、人生を根本から変えてしまおうとかではなく、微調整。これまでも何度もこの言葉が出てきましたが、60年の経験、実験から、そこに行き着いたという確信みたいなものが感じられます。

    色々な自己啓発本を読んだり、幸せに関する本を読んだりしてきたけど、ばななさんのこの癒しの力、現実とのバランス感覚というのが、僕にとってはとてもしっくりくるのです。
    僕にはまだまだ何がほんとうか、何が幸せかなんてことはわからないですが、でも、とても核心をついているような気がするのです。ここまでこういうやり方で核心に近づいている人は、ばななさん以外にはいないような。だから、ばななさんの本が、言葉が好き、癒されるというのがあるのかなと思うのですが、それが今回の本で少し種明かしをしてくれている。そんな印象を受けました(もちろんエッセイや小説などでもそれは伝わってくるのですが、こうやって一冊の本になっているとまたこれはどんどんと自分の中に取り込まれていくような、溶けていくような)。

    人生はいつもいつも幸せであるということは難しい。というか、そういうことはあり得ない。幸せなときもあれば、幸せじゃないときもある。故河合隼雄先生はいいこと半分、悪いこと半分というような言い方をしていましたが、やっぱりそうなのかなあと。今の人たちはできるだけ幸せを多くしようと頑張るけど、でも、やっぱり幸せは半分。いいこともあれば悪いこともある。そして、劇的に人生を変えようと思っても、自分は自分。あんまり変えすぎると何かがおかしくなる。自分というものは、変えられる部分もあるけど、自分以外にはなれない。当たり前のことだけど、それを無視して、自分以外の何かになろうとしたりして、自分を見失ってしまう。

    世の中にはたくさんの幸福に関する本がありますが、なんだかこんなにも核心の周りをウヨウヨと漂うような幸福についての本はないのではないかと思います。そういう意味ではこの本は吉本ばななさんの幸福論と言ってもいいのではないでしょうか。ばなな節、ばなな哲学による幸福論。ばななさんが好きな人はすでに読んでいる、もしくは聞いていると思いますが、ぜひまだ手に取っていない人は読んでみて、もしくは、聞いてみてほしいなと思います。
    幸せのほんとうはいつもとても小さなことの中にあるのかもしれません。
    25人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2023年12月21日に日本でレビュー済み
    幸せについて小説家らしい独特の感性で語っています。
    自分の感度を鈍らせず、自分の体のセンサーを信頼する、
    とかの言い回しはいかにも小説家らしい巧みな表現だなぁと思いました。
    今の若い人たちはゲーム感覚だという言葉も心に残りました。
    賢そうにみえて、実は小さく小さくパス回ししている印象とか、
    今の自己肯定感は狭い箱に入っているようとか、他にもいろいろ。
    その中でも一番印象に残ったのは、自分を豊かにする秘訣として、
    いちいち人に言わないようにすることが大事だと述べているところです。
    そうしないと醗酵しないから、自分しか知らないことが実は大切、という言葉。
    SNS などですぐに何でもしゃべってしまう昨今、本当に言い得て妙だなぁと思いました。
    29人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年5月30日に日本でレビュー済み
    これをした方がいいよといった本でなく吉本さんが感じる幸せについて書いてあります。
    押し付けがましくなく静かに癒されます。読んでいてわかるなぁ。といった感覚もあるし、自分の中にこういう考え方が出来たらいいな。といった感覚もありました。
    好みはありけりだと思いますが私はこの本は買ってよかったし我が家の本棚に長くいる本になると思います。
    16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年3月12日に日本でレビュー済み
    心にスッと落ちてくる、なるほどが沢山ありすぎてきちんと読み返してみたいと思いました。
    久しぶりに筆者の作品を拝聴しましたが、センスや言葉選びが秀一でした。他のエッセイも読みたくなりました。
    文庫化希望します。
    23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年1月25日に日本でレビュー済み
    第三章の駄目な自分もそのまま受け入れる話が良いなあと思っていたら、著者の自己肯定感の捉え方に疑問を感じました。 

    著者が思う自己肯定感について違和感を感じるならもっと自己肯定感について学んで欲しいなと感じます。 

    世間や、字面だけに引っ張られないきちんとした解釈をしないと、自己肯定感が誤った認識で広まるなと。影響力がある方なだけに残念に思いました。 

    自己肯定感とは、どんな自分も受け入れる、どんな自分もOK。まさにお話ししていた駄目な自分も受け入れるのが自己肯定感。

    著者はスピリチュアルの強みと、誠実さの強みが高いなと感じます。 

     
    飾らない正直な人となりが感じ取れてその点は良かったなと思います。小説はほとんど読まないのですが、
    有名な方だし、どんな小説なんだろうと興味が湧き一度読んでみようかなと思いました。
    ありがとうございました。
    14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート