前回の①への書き込みやメールは大変参考になります。ありがとうございます。今後ともよろしく。 さて私が「ADHDのAC」という考え方を提案しているのは、実は実際の臨床の中で、片付けなど表面的にはとてもADHDには見えない人のなかに、ADHDと考えると治療やケアの方法が見えてきて、実際うまく行ったケースがたくさんあり、「表面上ADHDには見えない人の場合でも、ADHDを最初に疑ってみる必要があること」を理解してもらうために有効だからだ。 他にも、「AS被影響症候群」のADHDの人は表面上はよく強迫的になり、逆に受動型ASの人は「どの相手にもきちんと合わせるがゆえに」結果として表面上場当たり的に見えたりする。 ここで大事なポイントは、「もともとの認知と行動のパターン」と、現実の不適応の中で「二次的に身に着けてきたパターン」とを区別したいということだ。 ADHDのACの人は、ACとして周囲に合わせ
