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2024年のphaの活動のまとめです。 蟹ブックス 『蟹ブ店番日記』 『パーティーが終わって、中年が始まる』 その他の本 『どこでもいいからどこかへ行きたい』 『できないことは、がんばらない』 『やる気のない読書日記』 参加した本いろいろ 『こじらせ男子とお茶をする』 『みんなどうやって書いてるの? 10代からの文章レッスン (14歳の世渡り術)』 『誕生日の日記』 『究極の学び場 京大吉田寮』 日記本 イベントレポート 宇野常寛さん、箕輪厚介さんと 吉田豪さんと 藤谷千明さんと 品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)さんと 飯田朔くんと 短歌 2025年は 蟹ブックス 2023年から引き続き東京・高円寺の書店、蟹ブックスで書店員をやっています。 今は書店員が一番楽しいですね。店番をしているだけではなく、自分で本を仕入れたり、展示やイベントを企画したりもしています。 出版社から本を出す、自主制作で本
今までずっと、ひたすらラクなことや楽しいことだけをやって生きていきたいと思っていたのだけど、40歳を過ぎた頃から、今までのやり方ではいろいろと行き詰まってくるようになってきました。何をやってもそんなに楽しくない。これからの人生はずっと下り坂が続いていくのだろうか。人生、長過ぎるな……。 そんな感じの中年で思ったあれこれについて書いた新刊が6月5日に出ます。僕の今までの人生を総括するような本になったと思います。 パーティーが終わって、中年が始まる 作者:pha幻冬舎Amazon 目次 本の発売にともなって、「中年以降の人生を考えるための選書フェア」として、僕が好きな本を5冊を選んでみました。初めての中年や老年を、先人たちの知恵を参照しながらなんとか生き抜いていきたいと思っています。 この選書は、僕がスタッフをやっている東京・高円寺の蟹ブックスという書店で展示する予定です。この内容(選書・コメ
今年もなんとか年末までたどり着きましたね。毎年書いている今年面白かった本を紹介する記事です。 今年は本屋(蟹ブックス)で働き始めたということもあって、今までよりも幅広い本を手に取った一年だったように思います。あと、去年はなぜか短歌くらいしか読めなくなっていたけど、今年はエッセイとかをまた楽しく読めるようになってきました。うれしい。エッセイを書く気力もわりと戻ってきたので、2024年はまたエッセイ本を出したいなと思っています。まあ、できる範囲でやっていきたいですね。無理せず、死なないように。 マンガ 鶴崎いづみ『私のアルバイト放浪記』(観察と編集) 大山海『令和元年のえずくろしい』(リイド社) 大白小蟹『うみべのストーブ』(リイド社) 坂上暁仁『神田ごくら町職人ばなし』(リイド社) 岩波れんじ『コーポ・ア・コーポ』(ジーオーティー) 新井英樹『SPUNK - スパンク!』(KADOKAWA)
www.hanmoto.com 人気歌人・作家・俳人がコラボし、安眠がテーマの短歌を百首集め、見開きで紹介する現代版「百人一首」。 短い文章付きなので、短歌の読み方がわからなくても楽しめます。 この本のページをパラパラとめくるうち、ここちよい眠りの世界に誘われることでしょう。 僕は短歌が好きなんですが、短歌ってやっぱりちょっととっつきにくいところがあると、ずっと思っていました。どんなふうに解釈したらいいのか、慣れていないとよくわからないところがあります。 そこでこの本では、短歌初心者でも楽しめるように、短歌の横に解説文のような、ミニエッセイのような文章を添えてみました。 僕の書いた文章は、短歌の解説ぽくもあるしい、phaのエッセイぽさもあるような文章になっていると思います。読むと気持ちがラクになって、ゆっくり眠れるような感じを目指しました。 ここからちょっとだけためし読みができます。 ha
ここのところ特に発表するあてもなく、なんとなくイラストのようなものを描いていたんですが、そうしたら東京・高円寺のそぞろ書房の人に「展をやりませんか」と誘われたので、展示をしています。 note.com こういうのとかこういうのを 点滅社という、ニートが出版社を作った、というので話題になったりしていた会社があって、 www.asahi.com wpb.shueisha.co.jp そぞろ書房というのは、その点滅社がやっている本屋のようなものです。 点滅社、詩集とか歌集とかそんなに売れなさそうな本ばかり出していて経営が大丈夫なのか心配になるのですが、こういうよくわからない会社にうまく行ってほしいですね。 展売り物 展では、僕の絵を元にしたステッカーやポストカードなどを売っています。絵そのものも売っているし、僕の著書も大体売っています。 絵日記 高円寺には僕がときどき店番をしている蟹ブックスもあ
はてなブログで有料で記事を販売する機能ができたみたいですね。 hatenablog.com 僕は無料で記事を公開したいときははてなブログでときどき、有料では定期的に日記をnoteで公開する、というので使い分けていたんですが、日記をはてなでやるのもありかもしれない。noteとはてなの両方で同じ記事を公開していくとかもありだろうか。 * * * * * というだけでも何なので近況でも。 最近は高円寺の蟹ブックスという小さな書店のスタッフとしてときどき店番をしています。今は毎週水曜はだいたい店番をしていて、それ以外のときもときどき店にいます。 人文系、ノンフィクション、エッセイなどが多い新刊書店です。短歌の本とかは僕が注文していたりもします。 蟹ブックス店内カウンターにいるphawww.kanibooks.com 書店員をやるのは初めてなんですが、昔から本屋が好きだったし、お店というものをやるの
一時期はあんなに嫌いだった、ツイッターの「おすすめ」タイムラインに、だんだん慣れてきてしまった。 ツイッターにはもともと、フォローしている人のつぶやきが時系列順に並ぶという、一種類のタイムラインしかなかった。 ところがあるときから、ユーザーの好みに合わせてツイッター社がおすすめするつぶやきが並ぶタイムラインが登場した。これが「おすすめ」タイムラインだ(英語では「for you」)。 最初は、「おすすめ」なんて全く要らない機能だと思っていた。 「おすすめ」だとフォローしていない人の興味のないつぶやきが流れてきたりするのがストレスだった。時系列順に並んでないと理解できないつぶやきが意味不明になるのも嫌だった。 ツイッター社は「おすすめ」をやたらとおすすめしてきたのだけど、余計なことをするな、と反感を持っていた。 自分の見たいものは自分で決める。おすすめアルゴリズムなんかに決められたくない。 ツ
店で人と話すのが面倒だから、全部セルフレジやセルフサービスになってほしい、と昔から思っていた。人と接すると会話エネルギーを消費する。だから誰とも接触せずに、一言も発さずに外食をしたい。 最近は実際にそういうシステムの店が増えてきた。券売機で食券を買うと、自動的に注文がキッチンに送られて、呼出番号がモニターに表示されたら自分で料理を取りに行く。そして食べ終わったら自分で食器を返却口に返す。大手の牛丼チェーンなどでもそうしたシステムが採用されている店が増えている。 それは自分にとって理想的なはずだったのだけど、ちょっと最近は、あまりにも自動化されているのも嫌かもしれない、という気持ちが出てきた。 例えば大規模チェーンの回転寿司などに行くとそう感じる。最近は醤油にいたずらした動画が炎上したりしていたけれど、ああいう事件が起こりやすい理由はわかる。完全に自動化されていて人間の目がないから、いたずら
毎年年末に書いている、今年面白かった本を紹介する恒例の記事です。 去年の11月に『人生の土台となる読書』というブックガイドの本を出したんですが、去年はその本を書くために大量の本を読みまくってたせいで、書き終わったあと、しばらく反動で「本を全然読みたくない……」という状態に陥っていました。 その時期が11月くらいまで続いていたので、ちょっと今回は少なめです。漫画はあいかわらず読んでいたので漫画を多めにしました。あと文章が読めない時期も短歌は読めたので、歌集もいくつか。そんな感じでお送りします。 漫画 縞野やえ『服を着るならこんなふうに』 カレー沢薫『ひとりでしにたい』 あちゅむち『エロティック×アナボリック』 入江喜和『ゆりあ先生の赤い糸』 安島薮太『クマ撃ちの女』 うすくらふみ『絶滅動物物語』 高橋ツトム『JUMBO MAX』 香山哲『プロジェクト発酵記』 エッセイ、ノンフィクションなど
今年は本当に休んでいた一年だった……。 去年の末に『人生の土台となる読書』を出してから、文章を書く気力も読む気力もなくなってしまって、ひたすらだらだらしていた。 思えば僕が最初に本を出したのは2012年で、もう10年前なんですよね。読んだり書いたりも10年やるとさすがに飽きてくるものかもしれなくて、ちょっと休んでもいいかな、と思っていたら、いつの間にか一年経っていた。 生活費としては、以前に出した本の印税の貯金を少しずつ使っているのと、本の電子書籍の売上が半年ごとに入ってくるのと、あとはnoteの売上が月4万くらいある、という感じで、なんとかやっています。 来年はもう少し動いたほうがいいか。いや、あまり自信がないな。 仕事はしていなかったけれど、それなりにいろいろやることがあって忙しくはあった一年でした。 具体的には、バンドと同人誌と短歌の3つです。どれも大してお金にはならないけど楽しかっ
正確にいうと、書く意欲が湧かなくなった。 僕は、ネットとかにあれやこれやの思ったことを書き続けていれば人生はなんとか進んでいくだろう、と思って今までやってきた人間なので、書けなくなるのは困る。これからどんなふうにやっていけばいいんだろう。 なぜ書けなくなったのだろうか。いろいろ思い当たることはある。 ・大体書きたいことは書いてしまった ・長く書き続けてきたので自分の書くことに飽きてきた(会社をやめてブログを熱心に書き始めてから15年、最初に本を出してから10年) ・シェアハウスをやめて一人暮らしになったのでいろんな情報にさらされる度合いが減った(最近はテレビとかよく見ていて普通になった) ・ネット全体の雰囲気が自分に合わなくなってきた ・40代になっていろいろエネルギーが減ってきた かつての自分は、ツイッターに断片を書き散らす→そういうのがある程度まとまったらブログに書く→もっとまとまった
昔に比べて文章が下手になってしまった、と思う。 以前はもっと、スッと意味の通るわかりやすい文章が一発で書けていた。それが今では、なんだかもたもたした、わかりにくい文章しか出てこなくなっている。 何度も見直して書き直せば、わかりやすい文章を作ることはできるのだけど、昔に比べて余計な手間がかかるようになった。 これは四十代になって、加齢の影響が出てきたということだろうか。多分そうなんだろう。 僕は二十代の頃から「全てがだるい」と言っていたけれど、今思うとその頃は今より全然元気だった。 あの頃は毎日のように面白いアイデアを思いついていたし、たくさんの人と会って話したりする元気もあったし、本を読んで感動をすることも多かった。 今は、体力は落ちたし肩こりもひどくなった。頭の回転も悪くなったし、感受性も鈍ってきた。自分の中にあった良いものはすっかり失われてしまったし、今後もさらに衰えていく一方なのだろ
このあいだ編集者の人と原稿の打ち合わせをしていたのだけど、いいアイデアが全く出てこなかった。 若い頃は人生の中で面白いことやワクワクすることがたくさんあったから、感じたことをそのまま書いていけばよかった。だけど、40代に入ったくらいから、心が動くことがあまりなくなってしまった。そうすると何を書けばいいかわからなくなった。若さの終わりを感じる。もう、自分に書けることはなくなってしまったんじゃないだろうか。 そんなことを思ったままに話すと、編集のTさんは「では、そういう気持ちをそのまま書くのはどうでしょうか」と言った。 「過ぎ去った若さについて書くとしても、50代になってから書くと、もう完全に枯れきった感じの遠い目線になってしまうと思うんですよ。でも、40代初めの今ならまだみずみずしい喪失感を書けるんじゃないでしょうか」 確かに、それはそうかもしれない。それは今しか書けないことな気がする。 4
毎年書いている、今年読んで面白かった本のまとめです。 今年はブックガイド本『人生の土台となる読書』を出したので、その関連の読書が多かったかも。マンガは『このマンガがすごい!2022』でも審査員として選んでいるので、そちらもよかったら見てみてください。 では行きます。 をのひなお『明日、私は誰かのカノジョ』 星来『ガチ恋粘着獣 ~ネット配信者の彼女になりたくて~』 増村十七『バクちゃん』 ネルノダイスキ『いえめぐり』 上野千鶴子・鈴木涼美『往復書簡 限界から始まる』 荻原魚雷『中年の本棚』 TVOD『ポスト・サブカル焼け跡派』 植本一子『ある日突然、目が覚めて』 最果タヒ『パパララレレルル』 三田三郎『鬼と踊る』 佐藤文香『菊は雪』 松村圭一郎他『働くことの人類学【活字版】』 ユヴァル・ノア・ハラリ『ホモ・デウス』 江永泉、木澤佐登志、 ひでシス、役所暁『闇の自己啓発』 劉慈欣『三体』三部作
毎年恒例の、今年はこんなことをやってました、という報告です。 最近はなんとなくずっと虚無感を抱えながら生きていて、大して何もしていないのだけど、それでもいつの間にか一年が経ってしまうところが恐ろしい。 加齢というのは一年ごとに少しずつ来るのではなく、3年か5年ごとにドカッと一気に来る、などとよく言う。今年はその3年だか5年分が今年はやってきた気がする。生活パターンが少し変わった、よりだるい方向へ。まあ、それでも何かをやっていくしかないんですね。 猫たち(タマとスンスン)は13歳になったけど、元気でやっています。 目次: 『人生の土台となる読書』 インタビューや対談 単発の記事など エリーツ 「漠とした3名」 過去のまとめ スポンサードリンク 『人生の土台となる読書』 人生の土台となる読書――ダメな人間でも、なんとか生き延びるための「本の効用」ベスト30 作者:phaダイヤモンド社Amazo
一年ぶりの新刊、『人生の土台となる読書』が発売になりました。 人生の土台となる読書――ダメな人間でも、なんとか生き延びるための「本の効用」ベスト30 作者:phaダイヤモンド社Amazon 内容は、僕が今まで独自のやり方でふらふらと生きてこれたのは、こんな本がバックボーンにあったからだ、というのを集めたブックガイドです。 僕の本では大体いつもたくさんの本を紹介しているんですが、今回の本で大体全部ネタ元を出してしまった感じがありますね。 僕の場合、やっぱり読書というのが自分の人生のベースになっているんですよね。 社会の中でうまくやっていけないとき、本だけが自分のことを理解してくれる、と感じたことがたくさんありました。本のおかげで、自分を曲げずに、自分なりのやり方で生きていくことを今まで続けてこれた、と思っています。 この本の中で紹介している著者やジャンルは以下のような感じです。 中島らも、橋
『映画:フィッシュマンズ』がめちゃめちゃよすぎたので何か書きたくなった。 www.youtube.com フィッシュマンズの映画として完璧だったと思う。こまめにライブシーンが挟まれるので170分が長く感じなかった。映画が苦手めな僕が、もう一回見てもいいな、と思った。 しかし、フィッシュマンズが今でも人気というのはすごく不思議な感じがする。今年映画が公開されて、海外でも音楽が高く評価されているらしい(フィッシュマンズ、“再評価”と海外における“熱狂”が示す可能性…「172分」大作ドキュメンタリー映画が7月公開|日刊サイゾー)。 僕はもう20年以上フィッシュマンズを聴いているのだけど、完全に懐古でノスタルジーでモラトリアムのつもりで聴いていた。いい年してずっと昔の曲ばっかり聴いてる老人みたいなつもりで聴いていた。だけど、それが今でもそんなに古びてなくて、今でも普通に評価されていることに、少し戸
はてな20周年を記念して、はてなインターネット文学賞というのが開催されるそうだ。 インターネット文学と言うからには、それは本屋で本を買えば読めるような文学とは全く違うものであってほしい。 本や雑誌では絶対に読めないようなわけのわからないものが読みたい。書籍化や収益化を狙っていそうなブログなどは論外。世間的な評価や金銭的な見返りを求めて書くのではなく、文脈不明のエネルギーのほとばしりが衝動のままにネット上にぶちまけられたような文字列。あとに残って長く読まれることなんて全く考えず、時間が経てば一体何のことを書いているのかもよくわからなくなってしまう、日々ネットに生まれてはすぐに消えていく無数のあぶくのような営み。僕はネットを見るとき、そんな虚無へと捧げる供物のような文章が読みたいといつも思っている。 そうした文章の一つの極北として、次の記事を紹介したい。 tender-mountain.hat
はてな村ぽい話題が久しぶりに上がっていたので僕も何か書いてみることにする。 orangestar.hatenadiary.jp p-shirokuma.hatenadiary.com orangestar.hatenadiary.jp 昔はこういう話題があったらみんなその話題にむらがって何十ものブログが書かれていたのだけど、今はもう数えるほどになってしまった。今ではシロクマ先生が一人で孤軍奮闘してはてな村を守り続けているような印象がある。 僕がはてなブログを書く人が減っているなと感じたのは、毎週集計されているはてなブログランキングに、50ブクマも得ればランクインしてしまうようになったということだ。昔は250ブクマくらいないと入らなかったのに。 今週のはてなブログランキング〔2021年6月第3週〕 - 週刊はてなブログ 今週のはてなブログランキング〔2014年12月第4週〕 - 週刊はてなブ
気づいたらインターネットで書くことが特にないな、という状態になっていた。ツイッターとか何をつぶやいたらいいかわからない。 もともとツイッターとかで熱心につぶやいていたのは、ネットにいるたくさんのよく知らない人たちに曖昧にちやほやされたい、という自己顕示欲があったからだったのだろう。 年をとったせいか、知らん人に別にそんなにちやほやされたくないなー、という気分になってきた。興味のある人には直接連絡を取って話せばいいし、人間関係をむやみに広げたいという気持ちもなくなってきた。 昔はネット上で流行ってる話題に乗っかっていっちょかみしたり、仲良くなりたい人にエアリプしたりなんかもしてたけど、もう全くそんなことする気がしない。 そうすると、つぶやくことを何も思いつかなくなってしまった。もともと、つぶやく必要があることなんて特に何もなかったのだろう。 なんかいろいろできあがってしまったんだな。これから
あまり外に出る気力がないので季節や日付の感覚があまりないのですが、気づいたらいつの間にか春になってびっくりしました。3月、何もやってないのにもう終わりそうだ。 近況として、最近の活動について貼っておきます。 suumo.jp 玉置標本さんに、今までの人生の振り返りみたいな話を聞いてもらって、そのあとラーメンを作ってもらいました。人に話を聞いてもらうのも、自分で書くのとは違っていいですね。 bookoff-tachiyomi.jp ブックオフについての思い入れを語りました。ブックオフに行くとなんか心が落ち着くんですよね……。 suumo.jp マンガに出てくる家で住んでみたいものということで、『美味しんぼ』の山岡さんが住んでいた家の話を書きました。普通の家には住みたくないという気持ちがずっとある。 www.loft-prj.co.jp あと、3月30日にジェーン・スーさんと能町みね子さんと配
みなさんお元気ですか。僕は冬で寒くてだるいんですがコツコツ原稿を書いたりしています。 今度3月30日(火)にpha、ジェーン・スーさん、能町みね子さんの3人で、ロフトで配信トークイベントをするのでお知らせです。 www.loft-prj.co.jp 共通点はないが接点はある。 電話番号は知らないがLINEグループはある。 そんな3人がたまに集まることがある。 話すと楽しいがなにを話したかは記憶にない。 それを垂れ流す勇気はある。 仕事とかネットとか恋などの話をする予定です。 ときどきこの3人でLINEグループでおしゃべりをしたりしているのですが、イベントをやるのは初めてです。40代の3人で仕事やネットや恋の話などをしたいと思います。 僕の書いた『夜のこと』を、スーさんと能町さんには同人誌版から見てもらっていて、そのへんの恋愛の話もよく話していたので、このイベントでもそのあたりの話もしたいで
毎年まとめているコーナー、もう7年目です。 面白かった本2019 - phaの日記 面白かった本2018 - phaの日記 面白かった本2017 - phaの日記 面白かった本2016 - phaの日記 面白かった本2015 - phaの日記 面白かった本2014 - phaの日記 2020年は少し前の小説とかを多く読んでいて最近のをそんなに読んでなかったかもしれない。大体12冊くらいを紹介しようと思います。それでは行きます。 武田砂鉄/大石トロンボ/山下賢二/小国貴司/Z/佐藤晋/馬場幸治/島田潤一郎/横須賀拓『ブックオフ大学ぶらぶら学部』 大原扁理『いま、台湾で隠居してます』 能町みね子『結婚の奴』 春日武彦『鬱屈精神科医、占いにすがる』 たみふる『付き合ってあげてもいいかな』 長田悠幸・町田一八『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』 絲山秋子『イッツ・オ
今までにあまり書いてこなかった恋愛やセックスの話を書いてみようと思ったのは四十歳になったのが一つのきっかけだった。 書いてはこなかったけれど、それは自分の人生の中ですごく重要な位置にあるものだった。 もともと自分は引っ込み思案で人と積極的に関わろうとする性質ではない。なので、恋愛感情や性的衝動に突き動かされることがなければ、もっと内向的で変化のない人生を送っていただろう。恋愛や性欲というのは閉じている自分を切り開いてくれるものだった。それはときどき妄想に近くなって、人に迷惑をかけたりもするものだったけれど。 三十代も終わり、自分の中の衝動が少し落ち着いてきたのもあって、自分のこれまでの右往左往を振り返ってみたいと思った。これを書かないと自分の人生が前に進まない、と思ったのだ。 最初は恋愛のことだけを書くつもりだった。だけど、恋愛というのは人生のさまざまな要素に絡んでくるものなので、結局、自
www.nhk.jp 10月16日(金)の20時から、Eテレの「あしたも晴れ!人生レシピ」という番組の「ゆるい生き方」という特集で、僕が取り上げられます。45分間の番組で、前半が瞑想とかしてる島田啓介さんという人で、後半分が僕です。 どんな番組になっているのかわかりませんが、毎日ゆるく猫と遊んだり散歩してるところが出ているのだと思います。今回は24時間ずっとカメラを部屋に設置したりして、かなり生活に密着されました。 最近力を入れているバンド活動についても撮ってもらいました。以下はバンド撮影の様子です。 www.youtube.com 見てね。 あと、ちきりんさん( id:Chikirin )と10年ぶりに対談をしました。 bunshun.jp 10年前の対談はこちら(→5W1Hに忠実な新聞よりも、グチャグチャな「圧縮新聞」の方が面白い理由 (1/4) - ITmedia ビジネスオンライン
ついブログの更新を忘れていた……。最近もいろいろやっていました。手短に紹介だけでも。 9月27日まで福岡で開催されている最果タヒ展オフィシャルブック『一等星の詩』に最果タヒさんについてのエッセイを書きました。通販でも買えます。12月に東京でも開催予定のようです。 shop.eplus.jp 今まであまり書いてこなかった恋愛についての小説『夜のこと』を11月に出版します。同人誌として出したものに大幅加筆したものです。SPA!に短期連載として4回だけ掲載もされました。 本日発売のSPA!で、ネットには書きにくい恋愛の話を書いた短期集中連載『夜のこと』が始まりました。同人誌版を大幅に改稿した内容で全4回です。第1回目はモテたいと思ってシェアハウスを始めた話です。11月に大幅書き下ろしを加えた単行本も出ます。よろしくお願い致します。 https://t.co/YjHtxnq4a8 pic.twit
エリーツというバンドを始めました、という記事を書いたのは去年の10月のことなのですが、 pha.hateblo.jp その後も順調にバンド活動を続けております。 バンド活動について、Fun Pay!というサイトで書いてみたのでよかったら読んでみてください。 card-media.money.rakuten.co.jp また、エリーツとして初めてのミニアルバム『おやすみマイエンジェル』と同人誌『ELITES Vol.1』を作りました。そのリリースを記念して、6月27日(土)にオンラインイベントを行おうと思います。 bookandbeer.com 小説の書き方や音楽の作り方の話をしたりするので、そういうのに興味がある方はぜひ。 ミニアルバムと同人誌とステッカーを送料無料でゲットできるチャンスでもあります。 バンドのnoteにさらに詳しくいろいろ書きました。 note.com 本当は今年は5月に
もう20年くらい、ずっと文章を書いている。最初は趣味で、ウェブ上の日記に思ったことを書いたりしていただけで、読むのは知り合いくらいだったのだけど、いつの間にか顔も知らない人に読まれることが増えて、書くことでお金をもらうようにもなった。 だけど、文章を誰かに褒められたり、文章でお金をもらえたりするとうれしいのはうれしいけれど、それはあくまで二次的なものだという意識がある。 僕が文章を書くのは自分のためだ。自分が何かを考えたいから書くし、自分が何かに納得したいから書く。書かないといつまでも同じところを堂々巡りしてしまうけれど、書くと思考や人生が前に進むような気がする。 生物というものが食べ物を摂取して排泄するように、自分にとって何かを読んで何かを書くことは、生きることと一体化しているような感じがある。 いや、もっと大きい理由は、書くことに圧倒的な快楽があるからだ。どんな快楽よりも文章を書くこと
tayoriniという介護がテーマのメディアに取材していただきました。 kaigo.homes.co.jp 老後の見通しのこととかを話しています。まああまり何も考えてないんですが。 インタビューの中で、 部屋に一人でいて猫をずっと撫でていると、自分と猫の境界線が分からなくなってきますね。猫が自我の延長で、自分の一部のような気がしてきます。 ということを話していますが、どんな感じかというと、下の写真のような感じです。 一人で部屋にこもって誰とも話さずにずっと猫を撫でつづけていると、だんだん自分が猫を撫でているのか自分が猫に撫でられているのか、境界線がよくわからなくなってきます。どこか遠くへ行きたい。 どこでもいいからどこかへ行きたい (幻冬舎文庫) 作者:pha発売日: 2020/02/06メディア: 文庫
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